袴着・裳着・元服

No.9657

 本日の「基礎演習Ⅰ」。先週の東城さんに引き続き、戸出さんの発表も、なかなか考えさせられる内容。このクラス、前期で解散になるのが惜しまれます

 先日上洛された江波曜子さん(広島大学大学院博士後期課程、元『紫苑』編集長)から頂戴した御高論「〈三日の儀式〉考-王朝文学と古記録の間-」(古代中世文学論考刊行会編『古代中世文学論考』第26集、新典社)には、平安~鎌倉時代における袴着・裳着・元服に関する事例が検出されていて有用。さすがは、あの「首途考」の江波さん。

 ☆ 國學院大学大学院OBの池田陽平さんより、御高論「永保元年の二十二社奉幣について」(『日本宗教文化史研究』16-1)を御恵送頂きました。
 池田さんに、あつく御礼を申し上げます。 

夏の訪れの『吾妻鏡』

No.9658

 祇園祭の山鉾巡行は7月17日(火)9時からです。
 宵山と併せて、京都近辺にお住まいの内に一度お運びになるのもいいと思います。今年のお天気はいかがでしょうか。
 そんな日程の、次回の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2012年7月17日(火)午後4時すぎ~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:建仁四年(元久元年、1204)正月十日・十二日・十八日、二月十日・二十日、三月九日・十日・二十二日・二十九日、四月一日・十日・十六日・二十日・二十一日、五月六日・八日・十日・十六日・十九日、六月八日・十九日・二十四日・二十六日、八月三日・四日・十五日・二十一日、九月一日・二日・十三日・十五日、十月十四日・十七日・十八日、十一月四日・五日・七日・十三日・十七日・十八日・二十日・二十六日、十二月十日・十八日・二十二日の各条

 また、火曜日の『吾妻鏡』は7月は17日、24日に開催予定です。よろしくお願いします。

 わけあって開始時間を四時過ぎに変更させていただいております。メンバーのみなさんにはご迷惑・ご不便をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。

 火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。
 基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新年度から何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。