六波羅・法住寺殿跡の歴史散歩

No.9654

 まずは、管理人の鈴木君にお礼を申し上げます。

 さて、本日の歴史散歩。幸い、雨に降られることもなく無事に終了することが出来ました。ただ、このところ胃腸の具合が悪いため、朝昼食事抜き、栄養ドリンク一本のみで臨んだためか、さすがに疲労困憊の有様。
 手前勝手な案内と解説にお付き合い下さった市民の皆様、私のレールをはずれた話にかなりヤキモキされたことと思われる主催者京都文化博物館職員の方々、それに、ボランティアでお手伝いいただいた佐伯君と当ゼミ生の池嶋さん・滝沢さんに、心よりお礼を申し上げます。
 しかしながら、終了後のお茶の席(於、女坂の「里」)に至ってまでも毒舌吐き放題の為体、まったくもって、われながら老耄の醜態としか言いようがありません。御寛恕の程。
 これで、前期末までの間での大きなイベントは終了。心置きなく校正作業にとりかかれると思いましたが、提出期限は10日(必着)ですから、如何ともし難い有様です。
 こんな状態の時でも、一念発起して頑張れたのは40代の頃までか。

 ところで、明日(もう本日か)放送の例の番組ですが、予告がやたらに流されているので見せていただいたところ、なにやら「平治の乱」を源平合戦と割り切ってしまうような脚色がされている様子で、驚くべきことに六条河原の合戦では平清盛と源義朝が歩行立ちの斬り合いをするようです。
 ちなみに、保元・平治の乱に関する一般向けの本の決定版でありながら品切れになっていた元木泰雄先生の『保元・平治の乱を読みなおす』(NHKブックス)は、近く『保元・平治の乱 平清盛 勝利への道』と改題して(角川ソフィア文庫から再刊されるとのことです。もう予約殺到のようですね。