面白いの一言につきる! ふたたび。

No.9531

 このところ、急にITALYからのアクセスが急増とのこと。なんでかなぁ?

 本日の研究会は西園寺公経に関する御報告。「な~るほど」ということが多く、とても勉強になりました。

 帰宅すると、元木先生の御新著『平清盛と後白河院』(角川選書)が届いていました。早速、拝読中ですが、前著『河内源氏』(中公新書)に、ある作家の方が呈した「面白いの一言に尽きる」という賛辞を本書にもお送りしたいと思います。
 とくに、平治の乱後の高倉天皇の即位や鹿ケ谷事件については、まさに「目から鱗が落ちる」内容です。
 これで『平家物語』の読まれ方もだいぶ変わるのではないでしょうか。
 また、藤原成親や平重盛に対するイメージは大きく修正されることになるでしょう。
 明日は早起きしなければならないというのに、これは困りました。

 明日のゼミでも、この本の紹介をさせて頂きたいと思います。先週の岩田君に続いて。

 私の方は、目下、一ノ谷合戦から屋島合戦の間の平家勢力の動向について再検討を加えています。これまた、今まであまり追究されていないところですので面白い。記録と軍記物の突き合わせの中から、少しずつ新しい事実が浮かび上がってきます。
 しかしながら、一人で楽しんでいる分にはよいのですが、論文にするのは難しい。

 ※ 御新著を御恵送下さった元木先生に、あつく御礼を申し上げます。
編集:2012/03/29(Thu) 00:19

イタリアより

山田邦和
No.9532

みなさまこんばんは。この掲示板、どこからアクセスしているかもわかるのですね。くわばらくわばら・・・

私のイタリア旅行も終盤です。しばらくはローマのローマ時代遺跡を歩き回り、昨日はヘルクラネウム(エル・コラーノ)とポンペイ、本日はオスティアと、ローマ時代の都市を味わっています。日本の古代都市との比較研究を、などと意気込んでみるのですが、都市としてのレヴェルが違いすぎて、どう比較していいのか、半分途方にくれます。

もちろん大河ドラマは見ていませんが、待賢門院が崩御されたのですね。加藤あいさんに続き、壇れいさんまでもがご退場ですか・・・ ドラマを見る楽しみが半減しますね・・・