春休みの宿題

No.9530

すでにお知らせしましたように、6月23日に開催される当研究所公開講座のテーマ・演題が下記のように決まりました。

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   シリーズ「東山から発信する京都の歴史と文化」⑭
       『平家・王権・儀礼』
     元木泰雄氏(京都大学大学院教授)「平清盛と後白河院」
     服藤早苗氏(埼玉学園大学教授)「院政期の五節」
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 つきましては、ゼミの席でも話が出ましたが、新年度に入ってから事前学習会を開催したいと思います。日程や報告者などは後日決めたいと思いますが、とりあえず、両先生の御講演を理解(あるいは質問を)する上で、まず読んでおくべき参考文献(本屋さんで入手出来るような書籍は除く)をお知らせしておきます。
 図書館等でコピーをとり、精読しておいて下さい。

 ◇ 元木先生
  「藤原成親と平氏」(『立命館文学』第605号、2008年)
  「平重盛論」(朧谷壽・山中章編『平安京とその時代』思文閣出版、2009年)

 ◇ 服藤先生
   「五節舞姫の成立と変容」(『歴史学研究』第667号、1995年)
  「平安朝の五節舞姫-舞う女たち-」(『埼玉学園大学紀要 人間学部編』第11号、2011年)

 追加すべき文献は、またゼミの席でお知らせしたいと思います。
 
※ 服藤早苗先生より、上記「平安朝の五節舞姫-舞う女たち-」を御恵送頂きました。
 服藤先生に、あつく御礼を申し上げます。