日本古文書学会見学会のお知らせ

元木泰雄
No.9498

 以前にもご案内いたしました、3月13日の日本古文書学会見学会、参加締切が近づきましたので再度掲示致します。国宝の東寺百合文書を間近に見ることができる得難い機会です。
 ぜひご参加ください。
なお、すでに口頭、メールなどでご連絡いただいた方も、メールで結構ですから、確認のご連絡をお願いいたします。

 場所 京都府立総合資料館(京都市営地下鉄烏丸線・北山駅下車)
 日時 3月13日火曜日13時~16時(12時45分受付開始)
 集合場所 京都府立総合資料館入口  
 参加費500 円
 東寺百合文書を上島有先生のご解説を承りながら見学します。今回は、当時百合文書の料紙見学会の4回シリーズの最後になります。
 中世文書全体のまとめをしますので、上島先生のご著書『中世日本の紙―アーカイブズ学としての料紙研究―』(日本史史料研究会刊)の、第二章から第六章まで目を通していただくとわかりやすいかと思います。
 お問い合わせは下記元木研究室まで。TEL075-753-6681
 参加希望者はお名前・連絡先明記の上、下記までハガキで申し込んでください。3月5日必着です。

申し込み先
〒606-8501京都市左京区吉田二本松町 京都大学大学院人間・環境学研究科 元木研究室
編集:2012/03/02(Fri) 07:23

岩田君の解説による「建永元年のフットボール」

No.9499

 元木先生。御案内、ありがとうございます。
 中世の古文書をじっくりと実見し、かつ上島先生のお話をうかがうことの出来る貴重な機会だと思います。
 ゼミのみなさん、とくに学部生は積極的に参加してください。

 昨日のゼミは、帰省されたり、旅行されたりした方からのお土産が沢山。また、手作りのケーキも、ありがとうございました。

 『吾妻鏡』は建永元年条を読了。2回生もだいぶ慣れてきた様子です。頼家将軍期の内容は書誌学的にも面白いと思います。岩田君や藪本君からのコメントからは学ぶところが多い。

 『紫苑』第10号、山本さんのお骨折りにより、初校校正ゲラを印刷屋さんにお渡ししました。

 ゼミの前、お昼休みに、京都文化博物館時代の同僚(今も現役)と後輩(近年、学芸員になられた方)が研究室を訪ねて下さいました。今年、同館で開催される平清盛展のイベントに関する用件だったのですが、7割くらいの時間を昔話に費やしてしまいました。
 このイベントについては、追って御報告したいと思います。準備や本番におけるサポーターをお願いするつもりなので、宜しく。

 もう一件、書面で講演依頼が届きました。四月からの土日は予定がいっぱいになりつつありますが、この機会をとらえて頑張るに如かずだと覚悟を決めています。