紅旗征戎、吾事となる

No.9449

 京都もひどい寒さです。
 今日は元木先生から鹿ケ谷事件のお話が聴けたのに、うかがえずに残念なことをしました。

 以前「紅旗征戎、吾事に非ず」の心境 >>No.9378などと書いてしまいましたが、市民講座・カルチャーセンター等々、たくさんの御依頼を頂いている関係上、視聴しないわけにも行かなくなりました。
 近藤先生も、ぜひ御覧になって下さい。うかがいたいことが山ほどあるのです。

 為義については、各方面から、同情の声しきりです。私はけっこうプラス評価です。なにしろ、拙著『武門源氏の血脈』(中央公論新社)第一章のタイトルは「構想する為義-列島ネットワークの構築」ですから。

 それから、おそらく今年中には大阪の出版社から刊行される人物史のシリーズ(一人一冊のではありませんが)に、「源為義」は取り上げられることになっております。

 話は変わりますが、今夜の「SONGS」はよかったですね。私は未だにカセットテープで聴いております。20~30代の頃が懐かしい。

☆ 鹿児島経済大学在勤の時代に、組合で御一緒させていただいた経済学部教授の八尾信光先生から、新刊の御高著『21世紀の世界経済と日本 1950~2050年の長期展望と課題』(晃洋書房)を御恵送頂きました。
 世界経済は身近な問題になりつつあります。
 八尾先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 青山学院大学の佐伯真一先生より、御懇書とともに御高論「梶原父子の栄光」(『銕仙』609)・「書評 佐倉由泰著『軍記物語の機構』」(『国語と国文学』89-1)を御恵送頂きました。
 佐伯先生にあつく御礼を申し上げます。

 このところ、御恵送に対する御礼が、この場ばかりになっており、非礼をお詫び申し上げる次第です。