正月二十七日「実朝忌」

No.9441

 今日も京都は、ときどき小雪がちらついています。

 車を車検に出しました。年式の新しい代車を借りたのですが、やはり自分の車が一番よい。ただし、この経費の負担は大きい。それでなくても寒いのに。
 
 拙著『武門源氏の血脈』(中央公論新社)に対しては、諸方のみなさまから御感想を頂いており、ありがたく存じております。また、元木先生が『河内源氏』(中公新書)の「あとがき」で紹介して下さったためか、旧著『源氏と坂東武士』(吉川弘文館・歴史文化ライブラリー)も、あらためてお読み頂いているようで、うれしく思っております。さらに、『武家の棟梁源氏はなぜ滅んだのか』(新人物往来社)や『伝説の将軍 藤原秀郷』(吉川弘文館)も。
 後者については、秀郷流藤原氏を出自とする西行がらみでしょうか?
 波及効果による相乗効果とでも、申すべきものか。

 ☆ 東京大学史料編纂所の本郷恵子先生より、新刊の御高著『蕩尽する中世』(新潮選書)を御恵送頂きました。
 第四章のタイトルは「御家人千葉氏を支える人々」。
  本郷先生に、あつく御礼を申し上げます。