『武門源氏の血脈』は本日発売

No.9386

  いよいよ本日は『武門源氏の血脈』(中央公論新社)の公式発売日です。

 朝日、読売の両紙(朝刊)に新聞広告が載ったことと思います(朝日の場合、西日本は11日掲載とのこと)。

 アマゾンではすでにレビューを書いて下さった方もあり、有り難く思っております。

 序章には大河ドラマに関する私見も記しましたので、書店で立ち読みでもして頂ければ幸いに存じます。

好調なスタートですが-御礼とお願い

No.9387

 おかげ様で、本日発売の拙著の売れ行きは、たいへん好調な滑り出しのようです。
 目下、僭越にも元木先生の『河内源氏』と鍔迫り合いを演じております。
 みなさまに、あつく御礼を申し上げます。

 ただし、その一方で、拙著は単行本で発行部数が新書のように多くないために、このままで行くと入手が難しくなる可能性があるという情報(アドバイス)をいただきました。
 ネット通販専門の会社などは、手持ちの在庫が少ないため、注文が殺到すると、あっという間に「在庫切れ」になり、そのまま、補充されないで長く放置というケースもあるそうです。

 ですので、たとえば関西の大都市圏にお住まいの方の場合は、アバンティブックセンター京都店、旭屋書店本店、同書店なんばCITY店、紀伊國屋書店梅田本店、同書店本町店、ジュンク堂書店三宮店など、在庫が豊富な大型書店でお求め頂くのがよいのではないか、ということです。

 昨今、書店では、大ベストセラーを除き、売り切れた本の補充はなかなかしてくれないのだそうで、こんなところにも市場原理の歪みが及んでいるようです。

 ☆ 東京都立大学名誉教授峰岸純夫先生より、御高著『新田岩松氏』(戒光祥出版)を御恵送頂きました。
  峰岸先生に、あつく御礼を申し上げます。

新年の『吾妻鏡』

No.9388

 『武門源氏の血脈』(中央公論新社)のご刊行、おめでとうございます。
 大河ドラマ『平清盛』の視聴率は、関西地方よりも関東地方のほうが少し低かったようです。やはり「東国」では清盛の人気は芳しくないのでしょうか。
 そんな坂東武士ご贔屓の方にもおすすめの一冊です。

 新年初回の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2012年1月12日(木)午後3時~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:正治二年(1200)十一月一日・四日・七日、十二月三日・二十七日・二十八日の各条
    正治三年(建仁元年、1201)正月十二日、二月三日・五日、三月四日・十日・十二日・二十四日、四月二日・三日・六日、五月六日・十三日・十四日・十七日、六月一日・二日・二十八日・二十九日、七月六日、八月十一日・二十三日、九月七日・九日・十一日・十五日・十八日・二十日・二十二日、十月二日・六日、十一月十三日、十二月二日・三日・二十八日・二十九日の各条

 12日は新年初回ですから、年末年始のことなどもいろいろ報告しあいましょう。
 1月は12日、19日、26日に開催予定です。

 木曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。
 基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、2012年、何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

明日は今年のゼミ講読会はじめ

No.9390

 明日は今年のゼミ史料講読会の初日と言うことになりますね。
 みなさんとお目にかかるのも久しぶりです。私は例によって正月太りであります。胃腸が弱いというのに、これだから誰も同情してくれません。
 それにしても、運動不足であることは間違いありません。

 講読会の時間に『紫苑』の構成についても確定をしたいと思います。早々に見積もりをお願いしなければなりませんので、宜しくお願い致します。

 『源義家』は草稿を出版社に送付する段階まで漕ぎ着けることが出来ました。

 書評会の評者について>>No.9382、立候補と推薦の件、宜しくお願い致します。

 ☆ (財)古代学協会勤務時代に同僚だった関口力先生より、御高論「清少納言と源経房」(紫式部学会『むらさき』48)・「書評と紹介 倉田実編『王朝人の婚姻と信仰』(『日本歴史』759)を御恵送頂きました。
 関口先生に、あつく御礼を申し上げます。