『武門源氏の血脈 』の配本日について

No.9373

 先ず、訂正。1月6日(金)BS11で放送の「ベストセラーBOOK TV」特集「2012年は歴史を学ぼう!」ですが、当初書き込んだ放送時間に誤りがありました。
 20時からです。

 すでに職場で日常の業務に従事している方も多いと思います。
 
 ところで、拙著。『武門源氏の血脈 為義から義経まで』(中央公論新社)
http://www.chuko.co.jp/tanko/2012/01/004318.html
が、いつ店頭に並ぶようになるのかというお問い合せを頂きましたので、知る範囲の情報をお伝え致します。
 まず、本の流通は版元→取次→書店というルートをとりますが、書店への配送の始まる日(配本日)が本日(5日)。東京から各地に送られるので、都心の書店なら本日中、そして、北海道・九州などを除けば翌6日(金)のうちに届くのではないかと思われます。
 遠隔地にも公式発売日の10日(月)には届くはずです。

 そのような次第で、都心の本屋さんの場合、本日の夕刻くらいには店頭に出ている可能性があります。
 京都・大阪あたりなら明日(6日)か明後日(7日)ということになるのでしょう。

 ちなみに、ネット予約を受け付けている書店はたいてい東京にありますので、6日発売ということになるのだということです。

      http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4120043185
     http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106113748/subno/1 

 ついでながら、あらためて本の内容と目次を紹介させて頂きます。→(図々しい宣伝です)

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 一族不遇の時代、各地に勢力を扶植した祖父為義。京都政界で地位向上に邁進し、挫折した父義朝。そして、高貴な出自による人脈を駆使した頼朝・義経兄弟――。大河ドラマ「平清盛」の重要人物、源義朝とその一族の実像に迫り、「草深い東国の武士団を率いた質実剛健なリーダー」という通説をくつがえす。
 (論文と一般向けに書いたエッセーで構成されています)

 《目次》

  序章  日本中世の幕開けと武門源氏

  第一章 構想する為義─列島ネットワークの構築
  略伝 源為義
   1 武士の長者と権門の爪牙   2 河内源氏の地方進出

  第二章 調停する義朝─坂東の平和と平治の乱
   略伝 源義朝
   1 「坂東の平和」と源氏庶流の展開  2 平治の乱における義朝   3 賴朝以前の鎌倉

  第三章 起ち上がる頼朝─軍事権門「鎌倉殿」の誕生
   略伝 源賴朝
   1 伊豆配流   2 頼朝のイメージと王権   3 将軍の六波羅邸

  第四章 京を守る義経─院近臣の「英雄」
   略伝 源義経
   1 二度の奥州下向   2 義経の支援者たち

  終章  征夷大将軍と源氏の血脈

  初出一覧
  あとがき
  人名索引


 ちなみに、価格は1,785円(税込) ISBNコード: 9784120043185