『武門源氏の血脈 為義から義経まで』

No.9206

 来年のお正月に中央公論新社から、上記タイトルの本を刊行致します。

 価格は1,785円(税込) ISBNコード: 9784120043185 (ネット等での予約は既に受付中のようです)

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 一般に平清盛の好敵手ととらえられている源義朝と、その一族の歩みを再検討し、「草深い東国の武士団の棟梁」という河内源氏のイメージを一新する論考。

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  《本書の構成》

  序章  日本中世の幕開けと武門源氏

  第一章 構想する為義─列島ネットワークの構築
  略伝 源為義
   1 武士の長者と権門の爪牙
   2 河内源氏の地方進出

  第二章 調停する義朝─坂東の平和と平治の乱
   略伝 源義朝
   1 「坂東の平和」と源氏庶流の展開
   2 平治の乱における義朝
   3 賴朝以前の鎌倉

  第三章 起ち上がる頼朝─軍事権門「鎌倉殿」の誕生
   略伝 源賴朝
   1 伊豆配流
   2 頼朝のイメージと王権
   3 将軍の六波羅邸

  第四章 京を守る義経─院近臣の「英雄」
   略伝 源義経
   1 二度の奥州下向
   2 義経の支援者たち

  終章  征夷大将軍と源氏の血脈

  初出一覧
  あとがき
  人名索引