おそるべし上野動物園 在来種の馬

美川圭
No.8947

 研究者はみな知っているのだろうか。少なくとも私は知らなかったです。

 昨晩、18:30からの会議を終えて、帰宅、遅い夕食をNHKテレビの「ブラ・タモリ」を見ながら食べていた。先週と昨日は、東京の昔、とくに江戸時代の動物についてがテーマである。ああ、昔行った浅草の「ちんや」というすき焼き屋は、江戸時代は犬の「ちん」の繁殖を営むブリーダーだったのか、とそれなりに楽しんで見ていた。

 ところが、後半が、上野動物園。そこの「こども動物園」という動物とこどもが触れあえる場所で、馬の在来種を公開しているんです。これ、知らなかった。かつて、川合康先生が、メチエの名著を出されたとき、在来種の馬の写真が手に入らずに、たいへん困っていたことをよく覚えているのです。しかも、そればかりではなく、牛の在来種も。これ牛車を牽いていた牛に近いものです。とにかく、来週、東京国立博物館に出張するので、上野動物園にも行ってきます。あの在来種の馬を近藤好和先生がかついで、一の谷を降りられるか、やってみたいなあ。近藤先生はもちろん、上野こども動物園の在来種をご存知なんですよね。

Re: おそるべし上野動物園 在来種の馬

近藤好和
No.8949

美川先生、お久しぶりです。録画してあった「ブラタモリ」をやっとみました。
恥ずかしながら、こども動物園なるものを知りませんでした。
というよりも、小学生の時を最後に上野動物園には行っていません。
東博等の博物館・美術館に行くときに前を通るだけです。
近々に上野に行く用事がありますから、寄ってみます。
なお、山梨県の小淵沢には「木曽馬牧場」といって、在来馬(木曽馬)を飼育して、
古式の乗馬法や騎射戦の方法等を実践・研究しているところがあります。
また、多摩動物園には地球上で唯一の野生馬という「蒙古野馬」が
展示されているそうです。

Re: おそるべし上野動物園 在来種の馬

美川圭
No.8950

近藤先生、こちらこそ、ご無沙汰しております。
近藤先生も、上野動物園の「子ども動物園」をご存じなかったのですね。安心しました。
小淵沢の「木曽馬牧場」とは「紅葉台木曽馬牧場」のことでしょうか。毎年、7月末の土曜日に、流鏑馬なども行うショーもやっているようですね。ぜひ行ってみたいと思います。ビデオを見るところでは、昔の騎馬の姿とほぼ一致して、サラブレッドとは雰囲気が違い、わくわくします。ありがとうございました。

http://www.geocities.jp/kouyoudaikisoumabokujou/activity/activity.html