11月2日。

No.8936

 昨日は「歴史グループ早雲」で活躍された山口博史さんの御命日でした。
 あれから、もう6年が過ぎ去ってしまいました。あらためて、御冥福をお祈り申し上げる次第です。
 山口さんに、いま出版を進めている新著を見て頂けないのがとても残念です。

 昨日の朝、ある地方紙から連載執筆の御依頼を頂きました。
 何を書くのかは御想像の通りです。
 掲載は来年3月からとのことなので、お引き受けしました。新聞への連載寄稿は『南日本新聞』以来のことになります。

 新著の方は、目下、系図の校正中です。
 元木先生の『河内源氏』(中公新書)が、新刊書なのに新刊書店では手に入らないほどの売れ行きの様子。
 やはり、本は中味です。
 ありがたいことに、編集の方が一生懸命に取り組んで下さっています。
 なんとか、元木先生の御著書の驥尾に付せるようなものを作りたいと思います。

 今月は年末・年度末、そして新年度に向けて、様々な用務が重層しています。そのため、研究室に不在がちなことが多く、御迷惑をおかけしています。申し訳ありません。

 ☆ 滋賀県立安土城考古博物館の山下立先生より、現在開催中の特別展「武将が縋った神仏たち」の図録を御恵送いただきました。
 山下先生にあつく御礼を申し上げます。
 この展覧会には、千葉氏研究者にはよく知られている千葉県東庄町公民館所蔵の妙見菩薩像も出展されています。