岩田慎平『乱世に挑戦した男 平清盛』

No.8392

 すでに近刊予告で紹介されているようなので、ここでも告知させて頂きます。

 岩田慎平君(関西学院大学非常勤講師・京都女子大学宗教・文化研究所共同研究員)のはじめての著書『乱世に挑戦した男 平清盛』が、近く新人物往来社から刊行される運びとなりました。
 一般向けの本ですが、独自の研究の上に、さらに学界最新の研究成果を岩田君なりに反芻、整理したお仕事だと思います。
 したがって、通俗的な作品とは一線を画す内容を持ちながら、あの岩田君の持ち前である親切で優しい語り口で叙述されているに相違ありません。
 歴史好きの学生さんにはうってつけの本だろうと思います。なるほど、売れそうな予感!

 某先生がおっしゃいました。
 「著者近影を載せたら、なおさら野口さんの本より売れると思いますよ」と。然り、ごもっともだと思います。
 こちらの対抗策は「著者旧影」を載せること。それでもダメか。でも、これは、時々ありますよね。

 ☆ 千葉県立佐倉高校の外山信司先生より、分担執筆された、峰岸純夫・齊藤慎一編『関東の名城を歩く 南関東編』(吉川弘文館)を御恵送頂きました。
 外山先生は千葉県内の坂田城(横芝光町)・真里谷城(木更津市)・大多喜城(大多喜町)を担当されています。学生時代に千葉の中世城郭に取り憑かれていた時期のある私にとっては思い出深い城たちです。そして、中世城郭というと、どうしても、あの清川一史さんのことを思い出してしまいます。
 それに致しましても、大変な激務の中、着々と研鑽を積まれている外山先生には頭が下がります。あつく御礼申しあげる次第です。

 ☆ 國學院大学大学院の池田陽平さんより、御高論「延暦寺山王院と円珍門徒」(『國史学』204)および「天台座主の任命原則と園城寺戒壇問題(Ⅰ)」・「同 (Ⅱ)」(『政治経済史学』535・536)を御恵送頂きました。
 池田さんにあつく御礼を申し上げます。

明日はゼミ参加、最年少記録樹立の日

No.8393

 明日、後半のゼミに平田(現姓、山田)さんがお見えになります。
 葵ちゃんも御一緒とのこと。
 もう一つ、お目出度いお話もあります。