源為義を描いた絵や木像など、お教え下さい

No.8323

 源為義を描いた絵・木像などを探しております。
 京都白峰神宮所蔵の随身装束のものは把握しておりますので、それ以外で。
 近世の版本はもとより、制作年代が近代以降に下るもの、たとえば戦前に出された子ども向けの本の挿絵のようなものでも一向に構いません。

 満仲・頼義・義家・義朝・頼朝・義経・頼家・実朝はあるのですが、頼信と為義が見つかりません。絵巻の中の一コマにでも描かれていればよいのですが。

 ご存知の方は、ぜひお知らせ下さいますように、お願い申しあげます。

「学威」天下に満つ。

No.8324

 上記の件、引き続きよろしくお願い申し上げます。

 ところで、昨日のゼミ。2回生が出席してくれたので、とても活気溢れるものとなりました。
 伏見区主催イベントの準備を兼ねた醍醐の史跡見学会は10月29日(土)に実施されることに決定。時間帯はお昼頃から。詳細は後日、御連絡・掲示したいと思います。
 ふだんゼミに参加されていない方も、どうぞお誘い合わせの上。

 『吾妻鏡』もオリエンテーションの後、少し読み進みました。しかし、この会はちょっと記念すべき会であったことを確認させて頂きます。
 すなわち、奇しくも関西の大学史学科で『吾妻鏡』講読の講義を担当されている第一線の前途有為な若い研究者お二人が、この講読会で顔を合わせたことです。
 昨日のゼミ参加者は幸運でした。この講読会は、後刻、関西の日本中世史研究者の間の語りぐさになるのではないでしょうか。ちょっと大袈裟かな。

 ところで、本日も京都女子大学は通常授業。しかし、世間は三連休の初日ですから東大路は観光の車で大渋滞。大学と高校の間の一方通行の道も長蛇の列です。
 お昼休み、その間隙を縫って坂を下り、街中の大書店を覗いてみたところ、25日発売のはずの元木先生の新著が書棚に並んでいるではありませんか。
 本の帯には赤く太い字で、「武威、天下に満つ」とあります。

 表紙を開けると、まさしく元木先生の「学威、天下に満つ」ものがありました。