建築史と考古学のシンポは10月15日

No.8306

 また京都は、猛暑が復活してきたようで、昨日17時過ぎ、五条坂の気温は34度と表示されていました。

 川本重雄先生(本学学長)より、延期されていたシンポジウム「寝殿造と書院造の間~建築史学と考古学の接点を求めて~」(連続シンポジウム『日本建築様式史の再構築』6)が、10月15日に開催されるとのお話を頂きました。
 詳細については、さらに情報をいただいた段階で後日またお知らせしたいと思います。

 昨日は大学近くの床屋さんに出掛けたのですが、私より年長と思われるここの御主人は読書家で、長年お住まいのこの地域の歴史に詳しく、散髪をして頂きながら、いつもたくさんのお話をうかがって、とても楽しい時間を過ごさせて頂いています。
 昨日は帰りがけに、昭和50年代のはじめに地元の方の著された冊子(中塚誠一著『六原を中心に松原橋ヨリ渋谷マデ 我楽苦多昔話シ』)を貸して下さいました。これがことのほか面白い。大正時代の六波羅周辺の様子が彷彿とされます。
 これを読んで、またこの辺りを身近に感じることが出来るようになりました。
 授業の材料にも使えそうです。