梅雨に入り、原稿用紙も湿りがち

No.8167

 はや6月となりましたが、ひどく疲れているが太るという状態が続いてます。悪循環というやつでしょう。そういえば、小学生時代、千葉の市街地を走る京成バスに「循環線」という路線がありました・・・脳の活動も脈絡がありませんね。

 さて、木・金曜の『吾妻鏡』講読会は、なかなか講読にいたらず、雑談や講釈に終始した感があります。ただし、雑談と言っても、上記岩田君の「中世における『悪』」の話のように有益なものも多く、本当の雑談は私の戯言に尽きます。
 ちなみに、鈴木さん(永富さん)・岩田君には、たくさんの御菓子を持参して頂き、ありがとうございました。

 そんな中、短いものですが6月3日締切の原稿を辛うじて完成。あっという間に、PDFでゲラが送信されてきて、翌日には再校完了というのですから凄い。
      http://donkun.ath.cx/~sion/presence/
 つぎに4月末締切の原稿に取り組まねばなりません。タイムマシンで時間を遡るわけではありません。

 ゼミですが、本日、『小右記』はありません。来週木曜の『吾妻鏡』もお休みですからお間違えなきように。

 7日、火曜日の基礎演習は、都能さんが日本のサブカルチャーの海外への進出ぶりについての報告をして下さいます。すでに資料用のDVDを作成済みで、昨日は共同研究室で試写が行われました。楽しみです。

  ところで、また今年度の公開講座の御案内です。

 ◇京都女子大学宗教・文化研究所公開講座◇
 「東山から発信する京都の歴史と文化⑬ 『鎌倉時代の公武権力と文化・宗教』」
 開催日時:6月25日(土)午後1時~5時
 会場:京都女子大学J校舎525教室 市バス馬町下車徒歩5分・プリンセスラインバス京都女子大学前下車徒歩5分
 
 講師: 平 雅行 (日本中世史、古代中世仏教史)
 演題: 「鎌倉の顕密仏教と幕府」

 講師: 坂井孝一 (日本中世史、中世政治史・文化史)
 演題: 「源実朝と京都―和歌を通して考える朝幕関係―」

 司会: 野口 実 本学宗教・文化研究所教授
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  無料、申し込み不要