人生は苦いが、ケーキの年輪は美味い!

No.7999

 『紫苑』第9号の二度目の入稿も無事終了。また、この一年間で更に実力を蓄えた大谷さんの神戸大学大学院DC合格の報せも届きました。すべて努力の賜物です。

 今日の史料講読会では、某人の節目の前日ということで、岩田君や山本さんが美味しいケーキやお菓子を用意してくれました。山本さんから「御祝」に頂いたバウムクーヘンは本物の木の箱に入った絶品。
 また、東京からわざわざ心のこもったメッセージを書面でお送り下さった方もあり、恐縮の極みとはこのことです。
 少しは新しいことにもチャレンジしながら、あまりにも多い「残務処理」に邁進したいと思います。

☆ 文部科学省の髙橋秀樹先生より、御高論「相模武士河村・三浦氏と地域社会-親族関係の視点から-」(高橋慎一朗編『列島の鎌倉時代 地域を動かす武士と寺社』 高志書院)を御恵送頂きました。
 東国武士社会における同族意識や婚姻関係と、その限界が見事に解明されています。
 髙橋先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 京都から東京に戻られて出版社で御活躍の雨野弥生さんから、御高論「創生される「名木」-「鶯宿梅」伝承の中世的変容」(堤邦彦・徳田和夫編『遊楽と信仰の文化学』森話社)を御恵送頂きました。
 文学と歴史の接点をさぐった労作です。
 雨野さんにあつく御礼を申し上げます。
 なお、この『遊楽と信仰の文化学』には、かつて当ゼミに参加された末松憲子さんの「はじめに歌枕あり-八橋売茶方厳の三河八橋再興」という論文も収録されています。

>鈴木君 例の「指示書」、24日が近づきましたので、よろしくお願い申しあげます。