シンポジウム「寝殿造と書院造の間」開催

No.7991

 川本重雄先生(本学学長)より御案内を頂きました。
 伊勢平氏の本拠地、そして平泉・鎌倉・北陸などで発掘調査に関わっておられる第一線の研究者の方々のお話が聴けそうで、たいへん楽しみです。
 中世前期の武士の存在形態を考える上でも、おおいに得るところのあるシンポジウムになりそうです。
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           ◇ シンポジウム開催のお知らせ◇

下記のとおり、シンポジウム「寝殿造と書院造の間~建築史学と考古学の接点を求めて~」(連続シンポジウム『日本建築様式史の再構築』6)を開催いたします。中世考古学の成果の蓄積は、床・棚・書院の成立といったディテールからの書院造成立史とは異なる視点を私たちに与えてくれる段階にあります。今回のシンポジウムでは建築史学・考古学・歴史学のそれぞれの立場から、新しい成果や視点を紹介し、討議します。年度末のお忙しい時期ではございますが、是非ご参加いただけますようご案内申し上げます。

                 記

日時:2011年3月19日(土)午後1時30分~午後5時00分

場所:京都女子大学 B420教室

発表者・発表題目
 川本 重雄 (京都女子大学):寝殿造と総柱建物
 伊藤 裕偉 (三重県埋蔵文化財センター):伊勢・伊賀における古代中世移行期の建物遺構
 水澤 幸一(胎内市教育委員会):北陸の総柱建物-越後国を中心に
 岡 陽一郎 (兵庫大学兼任講師):東国の大型建物をめぐる武士の心性-古代末から中世を例に-
 羽柴 直人 (岩手県文化振興事業団):奥州藤原氏の権力中枢の建物

 司会・コメンテーター 藤田盟児(広島国際大学)

交通・アクセス:京都女子大学ホームページ
http://www.kyoto-wu.ac.jpを御覧ください
参加申し込み不要、参加費無料、ただし、当日資料配布希望の方は印刷部数確認のため、kawamoto@kyoto-wu.ac.jpまたは075-531-7077(FAX)宛て参加を申し込んでください。

      〒605-8501京都市東山区今熊野北日吉町35    京都女子大学 川本重雄

“長岡京”が都だった頃-次回の『吾妻鏡』-

No.7992

 次回の火曜日『吾妻鏡』は2月22日(火)ですが、そのあとはしばらくお休みをいただきまして、その先は3月16日(水)の予定です。

 日時:2011年2月22日(水)午後3時~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:文応二年(弘長元年、1261年)八月十日・十二日・十三日・十四日・十五日、九月三日・四日・十九日・二十日、十月四日・二十九日、十一月一日・二日・三日・二十六日、十二月二日。
    弘長三年(1263年)正月一日・十日・十一日・十四日・十八日・二十三日・二十五日、二月五日・八日・九日・十日、三月十日・十三日・十七日・十八日・二十一日、四月七日・十四日、五月九日・十七日、六月二日・二十三日・二十五日・二十六日・三十日、七月五日・十三日・十六日・十八日・二十三日・二十七日、八月一日・四日・六日・七日・八日・九日・十日・十一日・十二日・十三日・十四日・十五日・二十五日・二十六日・二十七日、九月十日・十二日・十三日・二十六日、十月八日・十日・十四日・十七日・二十五日・二十八日、十一月二日・八日・九日・十三日・十六日・十九日・二十二日・二十三日・二十四日、十二月九日・十日・十一日・十六日・二十四日・二十八日・二十九日の各条

 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新しい歳に何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。