今年もあと10ヶ月半

No.7988

 昨年12月が締切だった論集の原稿。未提出者は私のみということのようなので、大慌てで書き上げて送付。編者の先生や出版社の方に大変御迷惑をお掛けしてしまったのですが、その一方で、さる論集に2008年の秋に提出した論文の校正刷が先月下旬になって漸く届き、間の悪いことに今月中旬を目途に小見出しやルビを付して返送しなさいというのもございます(こちらは、まだ送付に到っておりません)。
 ジャンルが異なると研究者の真面目度?も相当に異なるようであります。

 今月は本務・成績処理はもとより、原稿、自治体史関係の校正、学術雑誌の論文査読、さらに運転免許の更新・確定申告等も重なって大変充実した毎日です。本当は明後日締切の原稿もあるのですが、これは内々に年度末まで延ばして頂きました。しかし、来月は(ある私的な事情も重なって)また大変なことになりそうです。

 そんな中で一番困っているのが、年金の申請書類への対応です。日本年金機構・公立学校共済組合・私学共済からいろいろ書類を用意して提出しなさいという指示が来ているのですが、こういうのは大変苦手なのです。かといって、長く放置すれば今以上に周囲の皆様に御迷惑をお掛けすることになることは必定。困ったものです。
 ゼミの皆さんのお知り合いに、この方面に詳しくて、御教示頂けるような方がおられたら、ぜひ御紹介下さい。

 しかし、考えてみればこの程度の忙しさは、昔経験した高校教員時代の時間的に縛られた中での忙しさに比べれば、何ということはありません。いつも申し上げているように、耄碌が輪をかけているのでしょう。

 以下、個別連絡です。

 >山岡さん 先日はお気遣い、ありがとうございました。
  >岩田君 運転免許の更新、済ませました。『カノッサの屈辱』は原稿執筆の間に一話だけ見ました。私の世代にはとても面白い。岩田君はやはり、年齢を偽っているのでは?
 >鈴木君御夫妻 明日、お待ちしております。

「加納さんの屈辱」というものもありました

No.7989

 >野口先生 免許の更新、祝着に存じます。寒くて大変だったのではないでしょうか。
 『カノッサの屈辱』は、ローマ教皇と神聖ローマ皇帝の抗争のなかで、皇帝に対するローマ教皇権の優位性を示した事件…のことではなく、昔(20年ほど前)フジテレビで放送された番組ですね。私は日清帝国の「3C政策」を大いに支持します。

 次回(明日)の『吾妻鏡』のご案内を再掲します。

 日時:2011年2月15日(水)午後3時~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:文応二年(弘長元年、1261年)七月二十二日・二十九日、八月二日・七日・十日・十二日・十三日・十四日・十五日、九月三日・四日・十九日・二十日、十月四日・二十九日、十一月一日・二日・三日・二十六日、十二月二日。
    弘長三年(1263年)正月一日・十日・十一日・十四日・十八日・二十三日・二十五日、二月五日・八日・九日・十日、三月十日・十三日・十七日・十八日・二十一日、四月七日・十四日、五月九日・十七日、六月二日・二十三日・二十五日・二十六日・三十日、七月五日・十三日・十六日・十八日・二十三日・二十七日、八月一日・四日・六日・七日・八日・九日・十日・十一日・十二日・十三日・十四日・十五日・二十五日・二十六日・二十七日、九月十日・十二日・十三日・二十六日、十月八日・十日・十四日・十七日・二十五日・二十八日、十一月二日・八日・九日・十三日・十六日・十九日・二十二日・二十三日・二十四日、十二月九日・十日・十一日・十六日・二十四日・二十八日・二十九日の各条

 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新しい歳に何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。