見えない。判別できない。理解できない。

No.7983

 執筆中の原稿に一応先が見えてきたし、前期入試の仕事も終わった・・・、と一段落を決め込んだのが失敗のもとで、目下たいへんな時間不足の状態。ウサギとカメのエピソードか思い出されます。
 ドン・ガバチョのように「今日がダメなら明日にしましょ♪」という生き方を望むところなのですが、耄碌して能率が低下していることも相俟って大変です。
 
 耄碌でとくに困っているのは視力です。もともとひどい不同視(右目と左目の度の差がおおきい=いわゆる「ガチャ目」)なので、近視と老眼の進行はこたえます。
 日常用の眼鏡では本が読めない。そのたびに眼鏡を取り替えるのですが、その眼鏡が必ず行方不明で大騒動。車を運転する時の眼鏡では全く手もとの地図か読めない。カーナビはそのために買いました。

 格好などはどうでもよいので、掛け替え無しでピント調節のできる眼鏡をつくれないものでしょうか?

 若いみなさんはくれぐれも目を大切に。年をとるにつれて、それでなくても目は曇りますから。

 ☆ 東京大学史料編纂所の高橋慎一朗先生より、御高論「日光山と北関東の武士団」収録の御編著『列島の鎌倉時代 地域を動かす武士と寺社』( 高志書院)を御恵送頂きました。
 地域の視点からの武士論。学ぶべきところ多大です。
 高橋先生にあつく御礼を申し上げます。 

二月も中旬の『吾妻鏡』

No.7985

 次回15日は『紫苑』初校の受け渡しも予定されております。
 2月はこのあと、15日(火)、22日(火)と開催予定です。昨日は水曜日の開催となりましたが、また火曜日に戻ります。

 日時:2011年2月8日(水)午後3時~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:文応二年(弘長元年、1261年)七月二十二日・二十九日、八月二日・七日・十日・十二日・十三日・十四日・十五日、九月三日・四日・十九日・二十日、十月四日・二十九日、十一月一日・二日・三日・二十六日、十二月二日。
    弘長三年(1263年)正月一日・十日・十一日・十四日・十八日・二十三日・二十五日、二月五日・八日・九日・十日、三月十日・十三日・十七日・十八日・二十一日、四月七日・十四日、五月九日・十七日、六月二日・二十三日・二十五日・二十六日・三十日、七月五日・十三日・十六日・十八日・二十三日・二十七日、八月一日・四日・六日・七日・八日・九日・十日・十一日・十二日・十三日・十四日・十五日・二十五日・二十六日・二十七日、九月十日・十二日・十三日・二十六日、十月八日・十日・十四日・十七日・二十五日・二十八日、十一月二日・八日・九日・十三日・十六日・十九日・二十二日・二十三日・二十四日、十二月九日・十日・十一日・十六日・二十四日・二十八日・二十九日の各条

 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新しい歳に何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。