同志社EVE能

長村祥知
No.798

基本的に、本HPはゼミ員を中心とした学問交流の場であると心得ています。
・・・ので、大変心苦しいのですが、この場をお借りして、
「同志社EVE能」の宣伝をさせていただきます。
現代に伝わる(多分に変化しているとはいえ)日本中世文化を代表する芸能でもあり、世界文化遺産にも登録されましたので、許されるかと勝手に判断して・・・

11月28日(金)、於金剛能楽堂、9時半始曲(入場無料)
 (金剛能楽堂の地図)
 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ijiri/map.html

 11時半頃、能 「賀茂」
 2時半頃、 狂言「名取川」
 3時頃、  能 「清経」
 4時半頃、  狂言「朝比奈」
 5時半頃、 能「船弁慶」
  他、仕舞・舞囃子多数
(時間は大体の目安で、前後することがよくあります。ご来場賜ります場合は余裕を持ってお越し下さい。)

学生が出す舞台ですので、技術は拙いのですが、若さ故の一途さ、と言いますか、プロの芸では味わえないものが感じられて、しかも無料なので僕は学生の自演会は大好きです。

そして、この日は四回生の卒業公演です。
実は、私長村は狂言を習っておりまして、学生最後の舞台で
狂言「朝比奈」に出演いたします。(シテ=朝比奈三郎で)
学問も芸事も、どちらも中途半端ではありますが、僕の四年間の大部分を占めています。四年間続いたことに、感慨も一入です。

卒論・修論の合間の一時に、違う世界を観てみるのもよいことかと存じます。無料ですので、気軽にのぞいてみてください。


ちなみに、朝比奈三郎義秀は和田義盛の三男で、和田合戦の時に戦死したとも、戦場から逃れたとも伝えられます。(吾妻鏡)また、巴御前の子と言う伝承もあり(源平盛衰記。これは年齢計算が合わないとされていますが)、太平記や御伽草子の世界を通じて中近世の伝説的英雄だったようです。朝比奈伝説の一つが、この狂言「朝比奈」。「地獄破り」を題材としています。

参考までに、
京都学生狂言研究会HP「太郎冠者」の演目紹介
http://www.tarokaja.com/list/frame.htm
を挙げておきます。

田中姉さま。と、いう訳で卒論が危機的状況なので、湖東三山は遠慮させていただきます。すいません・・・

朝比奈三郎義秀

No.807

長村君は真面目で堅い。この掲示板は、メンバーの活動紹介といった、こういう目的で使っていただいて良いのです。そもそも貴兄は当ゼミ歴史学分野における学術面での最高指導者的な地位?にある人物ではありませんか(なにやら某国権力者の序列表記みたいになってしまいましたが)。「御遠慮無用にてござ候」
ただし、残念なことに小生は29日、埼玉県飯能市の市民会館で「源平内乱と武蔵の武士たち」という講演を一席つとめる用務があり、28日から東下いたしますので、観賞に伺うことができません。長村君の朝比奈三郎をぜひ拝見したかったのですが、残念です。
朝比奈三郎は実在の人物で、鎌倉幕府侍所別当・和田義盛の子。名字地の朝比奈は安房国の郡名「朝夷」です。伝承では義盛と巴御前の間に生まれたことになっておりますね。
これも伝承話ですが、小生の配偶者は朝比奈義秀の子孫ということになっております。その実家の庭先から臨むことの出来る「三日月山」(栃木県下都賀郡壬生町朝比奈)には、古色蒼然たる巨大な五輪塔があり、義秀の墓と伝えられています。ここには何故か同時代の摂津渡辺党の武士(一字名の名前は失念)の墓という、同じくらいの大きさの五輪塔もあります。これまた、中世芸能民の活動の痕跡でしょうか?田中さん(こんなところで恐縮ですが、21日にいただいたケーキはたいそう美味でございました。ご馳走様でした)。
義秀の亡霊が乗り移ったかのような、同志社EVE能の歴史に残る名演を長村君には期待しています。お財布も早く見つかればよいと思っています。時間のある方は、長村君の晴れ舞台をぜひ見に行ってあげてください。

Re: 同志社EVE能

長村祥知
No.808

野口先生にそこまで言って頂くとは、もったいない限りです。
僕は「朝比奈」という地名は安房国の「朝夷」しか知らなかったので、栃木に(伝)お墓まであり、さらにさらに孝子先生の祖先と聞いては、びっくり仰天です。

舞台なんかうっちゃって先生の講演を聴きに行くべきですが、さすがにそれはできないので、先生のご成功をお祈りしております。

「朝比奈」の時間なんですが、5時を回るかもしれません。本番はみんな練習どおりにできなくて、時間が本当に読めないんです・・・

それにしても、私のお財布よ、はやく戻ってこーい・・・