土曜日は女性史総合研究会があります。

No.7979

 まず、ゼミの皆様へ。明日の『吾妻鏡』講読会は、共同研究室ではなく、教授室で行います。狭く・汚く・ゼロックスもなく、申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
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 期日が近づいてきたので「女性史総合研究会」からのお知らせを再掲します。

 平安時代の政治や文化に関心をお持ちの方は、ぜひ行ってみると良いと思います。榎村先生のお話の面白さは定評があるそうです。
 後期の授業が終わってしまって物足りなさを感じている史学科・国文学科の学生さんにはとくにお勧めです。
 司会は、みなさんのよくご存じの人がされるようです。

 ◇ 女性史総合研究会例会・懇親会のお知らせ ◇

 日  時: 2011年2月5日(土) PM1:30~5:00
        (今回は2月になりました。お間違えのないようお願いします。)

 報 告 者: 榎村 寛之氏 「女性史としての斎宮研究の課題」
       
 場  所: ウイングス京都 2F会議室 
 (〒604-8147 京都市中京区東洞院通六角下ル御射山町262 075-212-7490)
 http://www.wings-kyoto.jp/about-wings/access/

 懇親会のご案内
  ※例会終了後、恒例の懇親会を下記のように持ちたいと思います。是非ご出席ください。
 日  時: 2011年2月5日(土) PM5:40~
 場  所: びすとろ 希味  
 (〒600-8096 京都府京都市下京区  tel 075-361-0802
 烏丸仏光寺1本東の細い路地を北に入る。角に「株式会社 集治」)
               http://www.bistro-nozomi.com/access/
 会  費:一般 4000円  学生・院生3000円(予定)
 ※ご出席、ご希望の方、おられましたら、下記までご連絡下さい。
      e-mail papagheno@hotmail.co.jp

次回は再び火曜日の『吾妻鏡』

No.7980

 昨日の『吾妻鏡』は共同研究室を使わせていただけることとなりましてよかったです。ありがとうございました。
 2月はこのあと、8日(火)、15日(火)、22日(火)と開催予定です。昨日は水曜日の開催となりましたが、また火曜日に戻ります。

 日時:2011年2月8日(水)午後3時~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:文応二年(弘長元年、1261年)三月二十五日、四月二十一日・二十三日・二十四日・二十五日・二十六日、五月一日・十三日、六月一日・三日・六日・十日・十八日・二十二日・二十三日・二十五日・二十七日・二十九日・三十日、七月二日・九日・十七日・十八日・二十二日・二十九日、八月二日・七日・十日・十二日・十三日・十四日・十五日、九月三日・四日・十九日・二十日、十月四日・二十九日、十一月一日・二日・三日・二十六日、十二月二日。
    弘長三年(1263年)正月一日・十日・十一日・十四日・十八日・二十三日・二十五日、二月五日・八日・九日・十日、三月十日・十三日・十七日・十八日・二十一日、四月七日・十四日、五月九日・十七日、六月二日・二十三日・二十五日・二十六日・三十日、七月五日・十三日・十六日・十八日・二十三日・二十七日、八月一日・四日・六日・七日・八日・九日・十日・十一日・十二日・十三日・十四日・十五日・二十五日・二十六日・二十七日、九月十日・十二日・十三日・二十六日、十月八日・十日・十四日・十七日・二十五日・二十八日、十一月二日・八日・九日・十三日・十六日・十九日・二十二日・二十三日・二十四日、十二月九日・十日・十一日・十六日・二十四日・二十八日・二十九日の各条

 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新しい歳に何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

自らの怠惰を棚に上げての話

No.7981

 昨日はゼミ開催の場所の変更が重なったことにより、大森さんなどに御迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした。

 『紫苑』第9号の原稿もようやく印刷屋さんに入稿の運びとなりました。初校ゲラは15日に出て参りますので、執筆者は何卒宜しく。
 ・・・と言いながら、自分も厄介な校正をかかえていることに気がつきました。

 本務の多忙はもとより、原稿の執筆に追われているときに、数年前に執筆した原稿の校正が戻ってきたり致しますと結構大変です。さらに、編集方針が変わって、これこれを書き足せ等という話になると、もう如何ともし難い場合があります。なにしろ、その原稿の執筆当時の資料はすでに散佚してしまっているわけですから。

 原稿が締切通りに提出され、すぐに印刷にかかって校正が順調に進んで刊行に至るというのが、編集者にとっても執筆者にとっても理想なのでしょうが、とくに複数の執筆者による論集などは、なかなかそうは行きません。執筆者はお互いに加害者になったり被害者になったりするわけです。加害者になるのは気持ちが悪い。ですから、どうしても単著よりも共著の執筆を優先せざるを得なくなってしまいます。単著では、もう十年以上もお待ちいただいているものもあります。申し訳ない限りです(編集者の方に手を合わせています)。

 しかし、その一方、とりわけの急ぎだというので、ほかの仕事を投げ打って、しっかりと締切厳守で原稿を送ったにも拘わらず、数年を経ても梨の礫というケースもあります。まあ、出版社にもいろいろな事情があるのでしょうが。

 現在、ある出版社から、締切の過ぎた原稿(単著です)について、いつ頃完成できるのかという問い合わせが書面で届き、その返信を書いているので、こんな話を書いてしまいました。不徳の致すところです。

 ☆ いつも中世戦記研究会で御一緒させていただいている田辺旬先生より、御高論「『平家物語』と頼朝挙兵」(明治大学古代学研究所『古代学研究所紀要』14)を御恵送頂きました。
 『延慶本平家物語』に斬り込んだ歴史学の成果です。
 田辺先生にあつく御礼を申し上げます。