「奉幣使からみる鎌倉幕府の身分秩序」

No.7894

 京都女子大学宗教・文化研究所平成21年度共同研究「地方武士の在京と文化の伝播(法然・親鸞登場の歴史的背景に関する研究Ⅰ)」による成果の一部として、岩田慎平君が、京都教育大学史学会『桃山歴史・地理』第45号に、「奉幣使からみる鎌倉幕府の身分秩序-頼家・実朝将軍期を中心に-」と題する研究ノートを発表されました。
 鎌倉幕府が決して「坂東武士団」だけの政権ではなかったことを、具体的に論じています。
 同学の諸賢に是非ともの御一読をお願い致します。

☆ 帝京大学の吉田賢司先生より、御高論「「主従制的支配権」と室町幕府軍制研究」(『鎌倉遺文研究』26)を御恵送頂きました。
 吉田先生にあつく御礼を申し上げます。

次回年内最後の火曜日『吾妻鏡』

No.7897

 野口先生、拙稿の宣伝(過大広告ですね(汗))を出していただきましてありがとうございます。京都教育大学には学部の四年間在籍し、たくさんの方々にお世話になりました。
 さて、来週は本年最後の火曜日の『吾妻鏡』です。

 日時:2010年12月14日(火)午後3時~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:正元二年(文応元年、1260年)十一月二十八日、十二月一日・二日・十六日・二十日・二十一日・二十三日・二十五日・二十六日・二十九日
 文応二年(弘長元年、1261年)正月四日・十日・二十五日・二十六日、二月二十日・二十五日・二十九日、三月五日・十三日・二十日・二十五日、四月二十一日・二十三日・二十四日・二十五日・二十六日、五月一日・十三日、六月一日・三日・六日・十日・十八日・二十二日・二十三日・二十五日・二十七日・二十九日・三十日、七月二日・九日・十七日・十八日・二十二日・二十九日、八月二日・七日・十日・十二日・十三日・十四日・十五日、九月三日・四日・十九日・二十日、十月四日・二十九日、十一月一日・二日・三日・二十六日、十二月二日の各条

 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。