友とするに悪き者は、病なく身強き人。

No.7890

 ここ数年、体調を崩しても発熱にまで及ぶことは無かったのですが、ついにダウンしてしまいました。
 お医者さんの診断を受け、回復を図っておりますが、夜間に咳がとまらないので、十分に睡眠をとれないのが辛いところです。 しかし、新型インフルエンザ騒動の際に、学習院の伊藤さんが送って下さったマスクがおおいに役に立っております。
 それから、医院で診察を待つ間、文庫本の『徒然草』を読んでいたのですが、いくつか重要な発見がありました。「禍を転じて福と成す」というやつでしょうか。

 こんな時に限って、いろいろ差し迫った仕事が舞い込みます。『芬陀利華』の連載原稿も明日が締切。これは先ほどなんとか脱稿できましたが、形ばかりで新鮮な内容ではありません。別に校正もありますが、少しばかりお時間をいただきたいところです。
 なお、そんな状態なので、E・メールの御返信など出来ないままになっているものも多く、お詫び申し上げる次第です。

 いよいよ師走と言うことで、ゼミの日程も普段の月とは異なります。史料講読会の予定(年末最終日)はトップページでよく御確認下さい。

 なお、今週の授業ですが、火曜日のキャンパスプラザでは「木曾義仲」、水曜日の基礎・教養科目では「武家社会の女性」をテーマにお話しする予定です。

師走の幻想-次回の『吾妻鏡』-

No.7892

 ご案内が遅くなりまして申し訳ありませんでした。12月の『吾妻鏡』は7日、14日に開催予定です。

 日時:2010年12月7日(火)午後3時~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:正元二年(文応元年、1260年)八月十六日・十七日、九月五日、十月十五日、十一月十一日・十八日・二十一日・二十二日・二十六日・二十七日・二十八日、十二月一日・二日・十六日・二十日・二十一日・二十三日・二十五日・二十六日・二十九日
 文応二年(弘長元年、1261年)正月四日・十日・二十五日・二十六日、二月二十日・二十五日・二十九日、三月五日・十三日・二十日・二十五日、四月二十一日・二十三日・二十四日・二十五日・二十六日、五月一日・十三日、六月一日・三日・六日・十日・十八日・二十二日・二十三日・二十五日・二十七日・二十九日・三十日、七月二日・九日・十七日・十八日・二十二日・二十九日、八月二日・七日・十日・十二日・十三日・十四日・十五日、九月三日・四日・十九日・二十日、十月四日・二十九日、十一月一日・二日・三日・二十六日、十二月二日の各条

 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、冬に向けて何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。