(楽しいはずの)卒論は大丈夫ですか?

No.7640

 後期の授業開始後、早くも二週間が経過しようとしています。
 正直、はやくも疲れております。

 しかし、これから今年度の中間報告や来年度に向けての書類作りが始まります。卒論指導も山場を迎えます。そして、年度末締切の原稿も山のように聳え立ちます。

 翻って考えるに、秋は学会・研究会のシーズン。本来、研究者としての矜持を帯する者にとって、「本務」を遂行するためにもっとも大切な季節のはずです。

 かくなる上は、何事も「来る者は拒まず、去る者は追わず」の精神で対処すべきなのでありましょう。
 さても、大方の御助力、宜しくお願い申し上げる次第であります。

 ○ 静岡文化芸術大学の山本幸司先生より、先生御執筆のエッセイ「「スティング」の世界」・「馬喰八十八の話」・「合戦における知謀と機略」掲載の『図書』第738~740号、および御高論「網野善彦における未刊の「日本」論」掲載の『神奈川大学評論』66(特集=民俗学と歴史学)を御恵送頂きました。「合戦における知謀と機略」は興味深い内容で、「武士論」に関心をもつ方は必読。
 山本先生にあつく御礼を申し上げます。

明日(2日)は、いよいよ卒論中間報告会

No.7643

 昨日も朗報一件が届きました。みんな徐々に足場を固めつつあるようで、嬉しい限りです。

 さて、明日は私がピンチヒッターとして担当している現代社会学部卒論ゼミの中間報告会です。報告者と報告テーマは以下の通り(順不同)。

 宇野 「マーシャル諸島における核実験」
 浜千代「クローンについて」
 宮本 「アメリカと日本の人権について」
 赤坂 「未就学児の日米比較」
 廣田 「アメリカの個人主義・集団主義」
 新井 「日本の結婚式の変遷」
 小林 「京都の歴史文化について」

 13時に共同研究室に集合。そこで、報告順を決めて一人30分程度で報告と質疑応答を行います。適宜休憩をとり、17時頃の終了を予定しています。
 私だけでは頼りないので、関学の大学院研究員の方をコメンテーターにお呼びしています。
 研究所ゼミ関係者などで、助けてやろうという方がおられれば、御連絡下さい。