学位の取得、おめでとうございます。

No.7625

 先年、院試に挑むメンバーに古文書読解の講座を開いて下さった佐伯智広君が、このたびめでたく学位を受領されました。おめでとうございます。
 提出資格を得るための査読論文の数から言っても、京大で学位を取得するのは並大抵のことではなく、大変なことだと思います。

 私事で恐縮ですが、1981年に青山学院大学で学位(当時は今の制度とは異なり、審査に一年を要しました)を取ったとき、岡田章雄先生から、「芥川賞と同様に、次の論文で君の将来に向けての評価が決まる」とのお言葉を頂き、気を引き締めたことを思い出します。
 佐伯君にも同じ言葉をお贈りしたいと思います。そして、これからの御活躍を心より祈念いたします。
 当ゼミ出身の後輩諸姉兄も、ぜひ後に続いて頂きたいと願っています。


 明日(火曜)のキャンパスプラザ特別講義科目(Ⅱ講時)ですが、平家の本拠、六波羅の話から始めたいと思います。

 明後日(水曜)の基礎・教養科目は、武士にとって必要な資質の話。武芸のみにあらず。情報管理や弁論術も。
 教室はL校舎の共同研究室に変更しましたので、お間違えなきように。

 そろそろ『紫苑』の執筆者の選定にかかります。我こそという方(卒業生・関係者も)は、ぜひ手をあげて下さい。論文・研究ノートに限らず、エッセーなども歓迎します。
 編集長は、山本みなみさんです。

 科学研究費申請書類作成の時期も近づきました。理系優先の発想からなのか、「一太郎」で書き込めなくなったので苦労しています。例によって、御助力を宜しく。

ありがとうございます。

佐伯智広
No.7634

佐伯です、こんばんは。
野口先生、ゼミのみなさま、ご無沙汰しております。

わざわざ祝福の言葉をいただき恐縮です。どうもありがとうございます。
近年の学界の傾向から言うと、他人様よりちょっと時間がかかりすぎてしまったのですが、
これからも、ゆっくりとでも着実に研究を進めていけるように精進してまいります。
心意気としては、「最新の論文が自分にとっての最高傑作です!」と毎回言えるようでありたいと思っています(笑)。

どうか今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。