洋の東西を問わず岩田君は忙しいのだ

No.7454

 岩田君、オランダ旅行の報告ありがとうございました。
 二丁目までだけでは済まないと思います。サッカー場のお話など、上の方にさらにお続け下さい。
 
 実は山本さんと私は帰国早々の岩田君からお土産を頂くとともに、400枚ほどのデジカメ写真を見せていただきながら、2時間半におよぶオランダ・ドイツ・ロシア最新情報のレクチャー(土産話)を受けているのであります。

 さて、ようやく前期の成績処理も終わり、本務=研究に専念すべき段階に至りました。
 元木先生のプロジェクトに加えていただいたことでもあり、今年の夏はちょっと気合いを入れ直さなければいけないと考えています。
 岩田君もいよいよ本格的に始めて下さい。

 ところで、来月の研究会情報を一件。

 ◆女性史総合研究会 9月(第154回)例会◆

 開催日:9月11日(土)
 報告: 西野 悠紀子氏 「『薬子の変』と女官」 (仮題)
 場所: ウイングス 京都 会議室

 ※ 詳細は後日再掲します。
  夏休み気分を吹き飛ばすには最適な時期の開催です。

 来月と言えば、「基礎演習Ⅰ」のコンパ(ノンアルコール)も予定されていますね。
 ゲストは岩田君ですが、幹事さんには、「お店のことは岩田君に相談したら」と言ってあります。

オランダ報告三丁目

No.7456

 >野口先生
 先日は長々とお邪魔致しました。昨日は大学の先輩に同じように長々とお話を聞いていただいて参りました。
 あのお話も承っておりますので、さっそく準備に取りかかっております。

 それで、二丁目では足りませんのでまたオランダのことをご報告します。

 ※オランダの自転車
 オランダの皆さんもサイクリングが大好きです。きれいに舗装された道に、心地よい並木道なども至るところにありますから、さぞ気持ちよかろうと思います(私は今回の旅ではサイクリング未体験でした)。
 オランダでは(日本もですが)自転車は歩道を走ってはいけませんから、車道と歩道との間に1mほど設けられた専用の自転車道を走らないといけません。クルマもけっこうなスピードで走っていますから、慣れないとちょっと危ないかもしれませんね。自転車の右折・左折時は、手で合図を出している人もけっこういました(右手を水平にしたり、カキッと曲げたりする合図)。
 余談ですが、オランダは道交法(?)の適用がきっちりしているようで、タクシー乗り場にうっかり一般車を放置してしまうと、即座に白バイ警官(ロナルド=クーマンのような屈強な警官)がやってきます。が、案外融通も利くようで、「いやいや、いま日本からやってきた観光客にこのスタジアム(フローニンヘンのユーロボルフ)を案内しとったんだ」とかいうようなことを言うと、「まぁしょうがねぇな」みたいな感じで許してくれることもあるようです(毎回そうとは限りませんが)。

 ※オランダのスタジアム
 今回の旅行では、先述のユーロボルフのほかアムステルダムの「ArenA」(約53000人収容)、同オリンピスフ・スタディオンも見学してきました。
 「ArenA」はアヤックスのホームスタジアムで、11:00から小一時間ほどの見学ツアー(12ユーロほど)が毎日実施されています。私もそれに参加してきました。
 スタジアムの隣には大型ショッピングモールがあり、スタジアムの中にもクラブ事務所、カフェ(選手のグッズなどを展示)、グッズショップ、展示室などが併設されています。「ArenA」を本拠とするアヤックスはヨーロッパでも屈指の名門ですから、設備はもちろんのこと、展示品もUEFAチャンピオンズリーグの優勝カップなど立派なものばかりでした。
 スタンドのどの座席からでもピッチがよく見える構造で、本当にフットボールが文化としてよく根付いていることを実感しました。メインスタンドのロイヤルシートは、高級レストランかと見まごうような豪華でシックな内装でした。
 一方、フローニンヘンの「ユーロボルフ」は「ArenA」よりも小ぶりで、ちょうど日本のフクダ電子アリーナやホームズスタジアム神戸くらいの規模(30000人くらい)かと思います。地方クラブの小ぶりなスタジアムですが、ここもVIP席へつながるコンコースには立派なバーやラウンジが併設されており、清潔感があって豪華な造りとなっていました。なお、ここはスタジアムツアーなどではなく、「ちょっとお願いして」スタンドからピッチ上まで見学させていただくことができました。お土産に絵はがきもいただきました。オランダのクラブスタッフのみなさんのホスピタリティは素晴らしいです。
 アムステルダムのオリンピスフ・スタディオンは1928年のアムステルダムオリンピックのメインスタジアムとして作られたもので、スタンドやピッチが多少改装されている以外は往事のままのようです。なお、この1928年のオリンピックには日本から織田幹雄さん、人見絹枝さんなども出場し、それぞれ金メダル・銀メダルを獲得しておられます。ほかにも、のちにターザン役でも名を馳せるジョニー=ワイズミュラーさんも出場していたそうです。