日本古文書学会見学会

元木泰雄
No.7420

暑中お見舞い申し上げます。
 梅雨明けとともに猛暑到来、これくらい明確に季節が変化する年も珍しいですね。
 さて、以前にも予告致しましたが、来る8月17日火曜日、府立総合資料館で、今年度二回目の見学会を開催致します。
時間 13時~16時
集合場所 京都府立総合資料館玄関に13時に集合(12時45分より受付開始)。
参加費 200円を徴収致します。
内容 上島有先生のご説明を承りながら、東寺百合文書を見学致します。前回の第Ⅲ類  (檀紙)に続いて、今回は中世最高の料紙である第Ⅰ類を中心に見学致します。
申込先 〒606-8501
   京都市左京区吉田二本松町京都大学大学院人間・環境学研究科元木研究室
申込締め切り 7月30日(金)必着でお願い致します。
 参加される方に、予め簡単な資料をお届けするため、締め切りが早くなっておりますのでご注意ください。

 以前、口頭、メールなどで参加を表明された方も改めて御連絡ください。

秋には「甲斐源氏」の企画展があります

No.7423

 元木先生、御案内ありがとうございました。
 この見学会、私も参加させて頂きたいと思っております。
 ちなみに、懸案のプロジェクトについて、新たな叩き台を作成してみました。近日中にお届けできればと考えております。

 昨日は渡欧直前の岩田君が、『紫苑』をオランダへの土産に(輸出?)したいということで、研究室に入来。豪華なケーキを持参されたので、夕刻にお見えになるお客様には、これを召し上がっていただくことに致しました。
 そのお客様とは山梨県立博物館の西川先生です。若狭への調査のついでにお立ち寄りになられ、同博物館開館5周年記念特別展「甲斐源氏 列島を駆ける武士団」(開催期間  平成22年10月9日(土曜) から 12月6日(月曜) まで
http://www.museum.pref.yamanashi.jp/2nd_tenjiannai.html#kikaku)のコンセプト等について詳しく御説明を頂きました。私は10月30日(土)に、この企画展の関連イベントとして開催される講演会「甲斐源氏の世界」で講演をさせて頂くことになっているからです。
 この企画展は、出陳される資料も素晴らしく、歴史研究者のみならず国文学研究者も楽しめそうな出色の内容で、とても驚かされました。

 本日は午前中、来週実施する前期末の試験問題を作成。印刷も済ませました。
 Ⅲ講時は卒論指導。小林さんから前期中間報告の書面を受理。
 Ⅳ講時は前期最後の『吾妻鏡』講読会。月曜日に山岡さんから頂いたお菓子はここで賞味させていただきました。今日の講読範囲は伊東祐親の自害の話など、国文学サイドから興味の持てる条が続きました。

 再起動して直ぐに復旧はしたものの、帰宅直前になって、研究室のPCがローカルネットワークから切断という事態が発生したのは、この異常な猛暑のせいでしょうか。

 すでに、岩田君は関東で成田からの渡航に向けてスタンバイされていることと思います。新しい空気をたくさん吸ってきて下さい。