公開講座の御案内と準備状況など

No.7314

 ◇ 京都女子大学 宗教・文化研究所市民公開講座 ◇

  「シリーズ 東山から発信する京都の歴史と文化 12」
  テーマ『京・六波羅と鎌倉』
 講題 「考古学からみた鎌倉北条氏―伊豆から鎌倉への足跡―」
 講師  伊豆の国市教育委員会 池谷 初恵氏
 講題 「北条氏一族女性の在京生活―六波羅探題金沢貞顕の周辺― 」
 講師  愛知学院大学文学部教授 福島 金治氏
 日時  6月26日(土)13:00~14:30・15:00~16:30
 場所  本学J420教室 (いつもの会場の一つ下の階です)
お問い合わせは e-mail: gakuji@kyoto-wu.ac.jp までお願いします。
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 本日からお送り頂いたレジュメの印刷をはじめます。
 今年は何やら同じ日に歴史・国文関係の研究会が各地で開催されるため、用意する部数は200部。限定、一人一部。
 懇親会の参加人数も確定しました。
 若手では、本学の学部2回生から東京の学振研究員の方まで勢揃いで、賑やかになりそうです。
 >お手伝い頂ける皆さん
  当日11時に野口研究室にお集まり下さい。
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 >元木先生  
  古文書学会見学会の御案内を有り難うございました。
  ただ、7月17日は、平家の西八条邸をテーマとする日本史研究会の例会に重なってしまったのが残念です。

山下克明『陰陽道の発見』の刊行を祝す

No.7316

 おかげさまで当方の公開講座は大人気のようで、わざわざ関東から夜行バスで日帰りでお出でになられるという方もおられます。六波羅の故地をを見下ろしながら、六波羅のお話が聞けるのですから、「さもありなん」ということかも知れません。

  事前勉強をしておきたいという人は、明日研究室にお出で下さい。池谷先生の御高論「伊豆における北条氏の館跡について」(『金澤文庫研究』321)と福島先生の御高論「鎌倉後期の鎌倉・京都の交流」(『鎌倉時代の喫茶文化』茶道資料館)のコピーを用意してあります。

 ☆ NHK出版の石浜哲士さんから、山下克明『陰陽道の発見』(NHKブックス)をお送り頂きました。待望の本です。
 陰陽道については、史料を読んでいて分からないことだらけなのですが、歴史学の専門家の手による、きちんとした学問的裏づけのある、しかも分かりやすいという本には出会うことがありませんでした。
 山下さんは『上代学制の研究』で知られる、かの碩学桃裕行先生晩年の愛弟子です。以前から、陰陽道に関する一般向けの本を書いてくれることを期待していたのですが、ついに実現されたという次第です。
 これは、史学・国文・民俗学にとって大朗報だと思います。
 ゼミの史料講読会参加者は必読です。
 石浜さん、ありがとうございました。
 山下さん、御上梓おめでとうございます。よくぞ書いて下さいました。心より御礼を申し上げます。

 そういえば、山下さんには、公開講座「東山から発信する京都の歴史と文化」の第一回目の講師を東北大学の柳原敏昭先生とともにお勤め頂いたのでした。

 ☆ そして、もう一冊。新人物往来社の聴涛(きくなみ)真悠子さんより、新刊の『歴史読本』8月号を御恵送頂きました。これには、岩田慎平「平将門の乱」が掲載されています。
 当ゼミの師範代・岩田君の一般向け雑誌デビューです。
 若手研究者は学術論文に専心すべきだという意見もありますが、一般向けの原稿執筆というのも、それなりに勉強になるものです。私は若い頃、だいぶ『歴史読本』に書かせて頂きましたが、それは大きな財産になっています。
 さらにいえば、研究者の世界で富士山のように高い権威のある学術雑誌も、一般の人には無名であり、私の知人の一人は、某自治体の採用面接の際、『歴史読本』への執筆経験を面接官から高く評価されたと話してくれたことがあります。

 それにつけても、岩田君の今後の御精進を期待するばかりです。
 書店店頭で立ち読みして(出来れば御購入の上)、忌憚のない御批判と御感想をお寄せ下さい。

一部地域で品薄です

No.7317

 6月26日(土)の宗教・文化研究所市民公開講座は、多くの皆様のご来場をお待ちしております。
 翌日の大阪歴史学会大会(於、関西大学千里山キャンパス)と併せてのご来聴をおすすめ致します。

>野口先生
 拙稿をご紹介いただきましてありがとうございます。
 出来上がった『歴史読本』を前にすると、いままでほかの何をした(例:専門誌に掲載された、家の戸棚の修理をした)ことよりも、家族の私を見る目が変わりました。今後も専門誌・一般誌を問わず取り上げていただけるような、ポリバレントな研究者を目指して更に精進に励みたいと思います。
 雑誌はわりと小さな書店にも並んでいますが、うれしがって自ら数冊買い込んでしまいましたので、六地蔵周辺(momoとかイズミヤ)ではやや品薄です。

一般向け雑誌デビューおめでとうございます

No.7320

岩田さん、おめでとうございます。
同志社高校の図書館にも定期購読で配架されていましたので、図書館の分掌の方にお勧めしておきました☆

明日の公開講座、なんとか予定が空いていけそうなのですが、
昨日から声が出なくなってしまい、それの回復状況次第でわかりません…。

とうとう前日になりましたが無理は禁物です。

No.7322

 本日は昼休みに川本先生が研究室にお出でになり、小一時間ほど、鎌倉幕府の儀礼や西八条のことなどについて、話を弾ませました。
 度を超すほどの多忙な学長職をつとめられながらも、常に研究に邁進されている先生には敬意を表するばかりです。

 公開講座。いよいよ、明日に迫りました。配付資料の用意も済みました。
 多くの皆様の御来場をお待ちするのみです。

 >鈴木君  御無沙汰しております。
 御新居の住み心地はいかがでしょうか?
 天候不順なので、体調を崩している方が多いようです。
 明日は建築史の山口さんもお手伝いに来てくれますので、なんとか機械操作は乗り切れそうです。どうぞ、お大事に。
 なお、近々のうちに『紫苑』第8号のデータをお送り致しますので、宜しくお願い致します。

 ☆ 九州大学の高野信治先生より、先生が研究代表者をつとめられた科研報告書『近世日本における武士像と道徳性と政治意識の相関性に関する史料復原的基礎研究』ならびに御高論「貝原益軒の「武」認識とその行方-〈武功譜代〉像の形成をめぐって-」(『比較社会文化』15)を御恵送頂きました。
 高野先生に、あつく御礼を申し上げます。   

定期購読

No.7329

 >鈴木君 おひさしぶりです。声の具合はいかがですか。
 拙稿を宣伝していただきましてありがとうございます。同志社高校さんの図書館では『歴史読本』も定期購読しておられるんですね。
 高校生だったときに、図書室の購入希望欄に『Number』と書いて、その直後に私は卒業してしまったのですが、三年半ほどして教育実習で母校に行き図書室を覗いてみたら、ちゃんと『Number』が定期購読されてました。いまでもあるんでしょうか。

 また何かの機会にお会いできるのを楽しみにしています。