中世都市研究会平泉大会のおしらせ

美川圭
No.7280

以下のおしらせです。

 私も10年来の変わりばえのしない報告をいたします。各地域の中世都市についての考え方のちがいがどうなのかを知るにはよい機会と思います。私は、報告の翌日まで滞在し、平泉の史跡などをしっかり見てくる機会にしたいとも考えています。

2010年度中世都市研究会「都市のかたち―権力と領域―」
のご案内
期  日:2010年9月4日(土)・5日(日)
会  場:平泉温泉元湯ホテル武蔵坊(岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢)
     JR平泉駅より徒歩10分
主  催:中世都市研究会(代表:五味文彦・小野正敏・玉井哲雄)
後  援:岩手県教育委員会、奥州市教育委員会、奥州市、一関市教育委員会、平泉町教育委員会、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、奥州エフエム放送、ICN一関ケーブルネットワーク、岩手日報社、岩手日日新聞社、胆江日日新聞社、河北新報社盛岡総局、読売新聞盛岡支局
参 加 費:5,000円(『中世都市研究最新号―都市を区切る―』と資料代を含む)
     当日、受付にてお支払いください。
懇 親 会:平泉元湯ホテル武蔵坊 会 費5,000円
宿  泊:平泉元湯ホテル武蔵坊 宿泊費6,000円(相部屋:朝食付き)
     以外の宿泊場所をご希望の方は、各自でご用意ください。
昼  食:平泉元湯ホテル武蔵坊 昼食費1,000円
申し込み方法:電子メールまたはファックス、郵送にて、下記の事項を記入の上、8月10日までにお申し込みください。書籍販売を行う方も同様に願います。
(1) 氏名 (2)住所 (3)メールアドレス (4)所属
(5)懇親会の出欠 (6)宿泊の有無 (7)昼食の有無
(8)前泊・後泊の有無 (9)前後見学会参加の有無
【電子メールの宛先】toshikenkyu@gmail.com(申込専用)
【ファックス番号】0191-46-2875(八重樫忠郎宅)
【郵便の宛先】029-4102岩手県西磐井郡平泉町平泉字志羅山1-1
                平泉大会事務局 八重樫忠郎
プログラム
9月4日(土)
 見学会(前期)
 10:00 平泉駅集合出発
 10:05 柳之御所遺跡の見学 案内:玉井哲雄(国立歴史民俗博物館)
 10:25 大師堂の12世紀の石仏と周辺の経塚見学
 10:50 白鳥舘遺跡見学
 11:40 衣川遺跡群見学
 12:10 昼食
 第1部 東北地方の都市のかたちと領域
 12:30      開場  司会進行:井上雅孝・鈴木弘太
 13:00~13:30 問題提起       小野正敏(人間文化研究機構)
 13:30~14:10 平泉という領域    八重樫忠郎(平泉町)
 14:10~14:50 平泉藤原氏・鎌倉幕府と奥羽領国-「都市」・「都市的な場」との関係をめぐって-七海雅人(東北学院大学)
 14:50~15:00 休憩
 15:00~15:20 コメント       大石直正(一関市博物館)
 15:20~16:00 11世紀の出羽     高橋学(秋田県教育委員会)
 16:00~16:40 11~12世紀の陸奥国府と府中
古川一明(多賀城跡研究所)
 16:40~17:00 コメント       入間田宣夫(東北芸術工科大学)
 18:00~     懇親会
9月5日(日)
第2部 列島の都市のかたちと領域
               司会進行:羽柴直人・岡陽一郎
9:00~ 9:40 都市領域と経塚     村木二郎(国立歴史民俗博物館)
  9:40~10:20 中世前期の京都     美川圭(摂南大学)
 10:20~10:30 休憩
 10:30~11:10 平安京の再開発と「新都市」白河・鳥羽殿の設定と展開
 百瀬正恒(京都光華女子大学)
 11:10~11:50 成立期鎌倉のかたちと領域  秋山哲雄(国士舘大学)
 11:50~12:30 博多の都市領域と境界   大庭康時(福岡市教育委員会)
 12:30~13:20 昼食
 第3部 討論
 13:20~15:00 討論   司会進行:飯村均:柳原敏昭
 15:00      まとめと閉会      五味文彦(放送大学)
*9月6日(月) 希望者には、平泉遺跡群や骨寺村荘園遺跡をご案内いたします(後期見学会)。

Re: 中世都市研究会平泉大会のおしらせ

No.7281

 今年の夏休みは秋田で軍記・語り物研究会の大会が開かれるようですし、東北が賑やかになりそうですね。

 しかし、最近の大学は何処も夏休みが短くなり、私など耄碌も重なっておりますので、たまりに溜まった義務仕事をこなすのが精一杯どころか、それも時間不足といったところです。

 美川先生には京都・畿内の文献史学研究者の代表として、おおいに議論を闘わせてきて頂きたいと存じます。