あちらも立たずば、こちらも立たずの日々。

No.7213

>山田樹理様  「山田さん」として初の書き込み(>>No.7212)が、最高の慶事で嬉しい限りです。
 郷里でゆっくり養生してください。
 御夫君と同様、再上洛される日を楽しみにいたしております。

 本日の仏教学の講話、話がまとまらず、お聴きいただいた学生さんたちには、迷惑この上ないものであったかと思います。高校教員時代から、まったく、こういう趣旨の話は苦手で困ります。

 理路整然と行かないことについては、数日後に迫った國學院大學でのシンポでも同じ事になりそうで、とても心配です。

 それにしても、講話の感想の一つに「今日は学外の先生の貴重なお話をきけてよかったです」というのがあったのには参りました(笑)。
 たしかに、史学科の学生さんの感覚からすると、L校舎は学外なのかもしれませんが?

 研究室に戻って、ちょっと落ち込んでいたところへ、国文3回生の学生さんお二人が、質問に初来室。研究意欲満々のお話を聞いて、こちらも元気が出てきました。
 服藤早苗氏の論文集などを貸し出し。
 サークルで谷口さんの後輩とのこと。
 大谷さんに御指導をお願いしたいと思います。

 さて、明日の授業です。
 Ⅲ講時の「基礎演習Ⅰ」は、髙橋さんの報告で、テーマは「京都の街と道」。これは、歴史の方から口を挟めそうです。

 15時からはゼミ。6月9日の懇親会(ゲスト・京都大学教授元木泰雄先生)の予告もうかがえると思います。

 Ⅴ講時の「基礎・教養科目」は、7回目の講義で、テーマは「老人と女性-たくましい老人への回帰-」。
 私にとっては、とても身につまされる内容です。 

学外のゼミ(笑)-明日の『吾妻鏡』-

No.7214

 先週のファーストフードのお話はとても興味深かったです。旅行先ではできるだけ大型チェーン系のファーストフード店は利用せず、その土地ならではのものをいただきたいと思っているのですが、先日は東京で「バーガーキング」を利用しました。これは首都圏しかないので、その土地ならではと言えなくもないですね。直火焼きのビーフがおいしかったですが、それよりもなによりもメニューに「フォアローゼズ」があったのはびっくりしました。ハイボールにするんでしょうか。ポテトに合いそうですね。

 ファーストフード各店は今も昔もいろいろな工夫をしてお客さんを引きつけようとしていますが、二十歳前の人たちにはかつてあった「サンキューセット」や「サンパチトリオ」が何のことかわからないと思います。
 同じように(?)、「右大将家のご尊顔…う~ん、覚えてないです」というような世代の断絶を示すような会話も交わされたかもしれません。嘉禎年間(1235~1238)頃の鎌倉幕府では。

 次回の『吾妻鏡』の予定です。

 日時:2010年6月1日(火)15:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:正嘉二年(1258年)正月一日・二日・六日・十七日・二十日、二月十三日・十九日・二十八日、三月二十日、四月十九日・二十五日・二十六日、五月二日・六日・八日・九日・十日・十四日・二十九日、六月一日・二日・三日・九日、七月十日・十五日・二十二日・二十三日・二十九日、八月五日・六日・八日・十六日・十七日・十八日・十九日・二十日・二十八日、九月二日・二十一日・二十九日、十月十二日、十二月十日・十九日
    正元二年(文応元年、1260年)正月一日・十日・二十日・二十三日・二十六日・二十九日、二月二日・三日・四日・五日・十日・十四日・十八日、三月一日・二十一日・二十二日・二十七日・二十八日、四月一日・二日・三日・十七日・十八日・二十六日・二十九日・三十日、五月四日・十日、六月四日・十二日・十六日・十八日・二十二日・二十六日・三十日、七月四日・六日・七日・八日・十日・二十五日・二十六日・二十九日、八月六日・七日・十二日・十五日・十六日・十七日、九月五日、十月十五日、十一月十一日・十八日・二十一日・二十二日・二十六日・二十七日・二十八日、十二月一日・二日・十六日・二十日・二十一日・二十三日・二十五日・二十六日・二十九日
の各条

 『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。どなたさまでも、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加下さい。『紫苑』第8号も『吾妻鏡』講読会の成果が大きく反映されております。