『紫苑』第8号のラインナップのお知らせ。

No.7009

 『紫苑』第8号(2010.3刊行予定)の構成は以下のとおりです。

 〔論文〕
  「「判官びいき」と義経観」   
      藪本勝治(神戸大学大学院人文学研究科DC・日本文学)

  「藤原道長の法華三十講」
      大谷久美子(京都女子大学大学院文学研究科MC・日本文学)
 
  「小鹿島橘氏の治承・寿永内乱-鎌倉幕府成立史に寄せて-」
      岩田慎平(関西学院大学大学院研究員,京都女子大学宗教・文化研究所共同研究員・日本史学)

 〔研究ノート〕
  「鎌倉幕府成立期における文士-二階堂氏を中心に-」
      山本みなみ(京都女子大学文学部史学科2回生・日本史学)


 ☆ 京都府教育委員会の藤井整先生より御高論「近畿地方弥生時代の親族集団と社会構造」(『考古学研究』第56巻第3号)を御恵送頂きました。

 藤井先生は、私が京都文化財団の研究員をしていた時の、たった1時間程の教え子です。教室は二条城の北にあった仮事務所。藤井先生は、まだ予備校生でした。あれから、もう20年以上が経ち、藤井先生は見事に初志を貫徹されました。

 そういえば、あの仮事務所には、まだ大学に入りたての前川さんも訪ねてきてくれましたね。

 藤井先生に、(論文の内容は難しくて分かりませんが)あつく御礼を申し上げます。
 ますますの御活躍を期待しています。