今週の講義とゼミの予定

No.6938

 23日(月)、京都女子大学は平常授業実施。ゼミ(『小右記』講読)も同様です。

 24日(火)、キャンパスプラザⅡ講時の「特別講座科目1 『平家物語』と中世前期の京都」のテーマは木曾義仲。『玉葉』の記事をもとにお話しを致します。
 Ⅴ講時の基礎教養科目「源平内乱の時代を京都で生きた人たち」では、源頼朝の人物像に迫ります。
 ゼミ(『吾妻鏡』)は >>No.6936を参照。

 26日(木)Ⅱ講時目の『吾妻鏡』。いつものように、共同研究室で行います。
 
 ※ 今週は25日に『台記』研究会が予定されています。久しぶりに元木先生・美川先生や京大の皆さんとお目にかかれるのが楽しみです。

女性史総合研究会11月例会のお知らせ

No.6939

 今週末には、日本古代・中世史に関する、こんな研究会の開催も予定されていました。
 国文の方も是非出席されると良いと思います。

  ◆ 女性史総合研究会 11月(第150回)例会の予定 ◆

 日 時:  11月28日(土) 13:30~17:00
 会 場:  京都アスニー  3F 第二研究室 A
 http://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/about/institution/honkan/honkan_map.html
 報 告:西川和江氏 「褒められる古代女性」(仮題)
      原知里氏「室町時代における山姥のイメージ―謡曲『山姥』からの発信とその 受容―」

早くも『紫苑』の原稿が提出されました。

No.6940

 本日は『小右記』講読会。大谷さんが「手結(てつがい)」について、詳細な報告をして下さいました。
 その大谷さんが、早くも『紫苑』第8号掲載予定の論文を提出。
 論題は「道長の法華三十講」。400字詰め74枚分という質量共に充実した力作です。
 大谷さんは国文学専攻ですが、歴史専攻者にも裨益大きい内容と思います。
 それにしても、修士2回生のこの時期に、修論とは別に大作を仕上げられたことには、大いに敬意を表さなければならないと思います。
 ほかの執筆者の皆さんも頑張って下さい。

 なお、『小右記』講読会ですが、来週は休会とし、次回は12月7日になります。

先生らしからぬはずなのに。

No.6943

 大学2年生のこの日、青山学院大学の3号館にあった史学科の学生研究室にとんでもない情報が飛びこんできた。最初は冗談なのかと思ったが本当だった。
 あれから、もう39年。今日、研究会に集まった若い院生さんたちには、遠い昔の話であろう。

 京大の元木先生の研究室で開かれた、その『台記』研究会は坂口君の研究発表。
 新たな史料の紹介による、「論証」のお手本のような御報告で、研究の「旬」を感じさせるものでした。

 帰途、重いカバンを肩に提げて206系統の市バスに乗ったところ、老齢の女性から、「先生、荷物をここに置かれはったら」と声をかけられました。全く知らない方からです。乗った場所から類推されたとすれば、光栄なことなのですが・・・。

 明日は二週間ぶりの『吾妻鏡』講読会。いよいよ治承四年も終わりに近づきました。

 ☆ NHK出版の石浜哲士さんから、編集を担当された新刊の大山誠一『天孫降臨の夢 藤原不比等のプロジェクト』(NHKブックス)を御恵送頂きました。
 著者の大山先生は、昔、青山学院大学の史学科で非常勤講師をされていたように記憶します。
 石浜さんに、あつく御礼を申し上げます。