上越市と野口ゼミ

No.6840

 みなさまお久しぶりです。鈴木潤@同志社高です。
 しばらく野口先生の書き込みが連続しているので、リリーフとして登板です。

http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000909120005
↑新聞にもでかでかと掲載されていましたが、上越の話題がトップニュースですね。

 京都に住んでいると、新潟とか長野とか位置関係がさっぱり概念としてつかめていなかったのですが、今年の夏に丸山さんち(田中さん)へ遊びに行った際に、いろいろと連れて行ってもらい、地理的な感覚を実感できました。

 今年の夏休み(といっても教員は仕事ですが)は、出張やクラブ合宿で福井(鯖江)や仙台にいろいろととびまわっていたのですが、県民性というかその土地の雰囲気は、実際にその場所に立って感じるのが一番だと改めて思いました。

 そろそろ大学も秋学期or後期もスタートでしょうか。ぜひ野口ゼミ現役生も旅行・帰省報告を載せてください。
 ちなみに丸山さん(田中さん)、上越のほうの状況どうですか????

上越市民です

田中裕紀
No.6842

呼ばれて飛び出て・・!です
京都府立総合資料館で展示されていた、直江版『文選』も見逃してしまった残念に思っていたんですが、上越に引っ越して来て、まさかこんなに早く大発見に出会えるとは・・!
という感じです。今日は、我が家でとっている新聞3紙すべてで第1面でした。
天地人博だけで盛り上がってちゃダメなのです(ここ強調!)。
新潟県にほんの数ヶ月住んで思った事なので見当違いになるかもしれませんが、
こちらの文化事業への関心は大変に偏っています。今年は大河ドラマの影響が大きすぎて、やや食傷ぎみです。
なので、今回の屏風が、現段階の上越でどれくらいの知名度なのかは正直分かりません。
その辺も含めて、是非とも近いうちに観に行こうと思っていますし、
これが文化事業推進の一端になればいいなあと思います。

田中さんのお嫁入り道具説

No.6843

 京都では『朝日新聞』がスクープをとったようで、昨日夕刊の第一面でした。
 「えっ、上越市」ということで、田中さんがお嫁入り道具に京都から持って行ったのかと思いましたよ。
 米沢市立博物館所蔵の上杉本『洛中洛外図屏風』は、織田信長が上杉謙信に贈ったものと伝えられているので、これは豊臣秀吉が上杉景勝に贈ったものなのかも、と想像したりしていたのですが、伝来は複雑なようですね。
 ともかく、これはとんでもなく貴重な発見です。明らかに出来ることは山のようにあると思いますが、聚楽第の天守閣が、これほどはっきりと描かれているものは他にありません。
 みなさんもよく御存知の某女子大学の考古学の先生は、ひそかに法勝寺九重塔・東山大仏殿・二条城天守閣などなど、京都に建てられた歴史的高層建造物の復原を企てておられるとの噂を耳にしたことがあるのですが、この報道で、おそらく聚楽第天守閣もその対象に加えられたことと推測されます。

 それにしても、京都と上越の御縁がまた一つ増えたとことは間違いありません。
 京都出身の文化人である丸山夫人には、この屏風に描かれた通りや人物について地元の方々にしっかりと説明が出来るように、よ~くお勉強をお願い申しあげます。