花園大学歴史博物館特別展『新収 十六羅漢図』

山田邦和(花園大学・考古学)
No.681

花園大学歴史博物館2003年度秋期開館をおこなっておりますので、ご案内申し上げます。

■2003年度秋期特別展『新収 十六羅漢図』
2003年10月20日(月)~12月13日(土)
  ※日曜・祝日と全学休校日は閉館
開館時間/午前10時~午後 4時(土曜日は午後2時まで) 入館料/無料
 近年、あらたに本学収蔵品となった中国・元時代の仏画「十六羅漢図」を公開。本作品は、重要文化財指定品のある画師蔡山によるもので、現存する彼の作品としては最も規模の大きいものです。ながらく行方不明であった幻の優作が再発見され、今回の展観となりました。

■歴史博物館常設展示
考古学、民俗学、美術史、歴史学・典籍の展示をおこなっています。考古学コーナーでは、伏見区黄金塚2号墳出土埴輪、平安京(花園大学構内遺跡)出土遺物、妙心寺境内出土遺物などを通じて、考古学史料から京都の歴史が通観できます。歴史学コーナーでは、今回は特に幕末・維新期の京都にスポットをあてました。

小規模な博物館ではありますが、思いをこめて運営しております。どうぞご来館ください。
(妙心寺まで来られるのでしたら11/3にご来館を、といいたいところなのですが、日曜日は休館です。11/4も学園祭で休みです。あしからず。)

歴史博物館の夢..

No.683

山田先生、情報をありがとうございました。「思いをこめて運営しております」というお言葉に、かつて京都文化博物館開設にあたって、旧平安博物館研究員諸氏と毎週水曜日に深夜まで竹田の収蔵庫で悲壮な討論を繰り返していた頃のことを思い出しました。山田さんは夢のある理想の博物館を常に語っておられました。冊子が作れるほどの試案も提出されていました。現実的に考えていくと、どうしても暗い方向にしか考えが進まない中で、一番若かった山田先生にはずいぶん力づけられたものでした。あのときの試案のプリントは今も大事に研究室にしまってあります。ときに、博物館学のレポートの相談に見えた学生さんに読んでもらったり。しばらく、持ち出された方もおられましたよね。ねっ!○○さん。
小さいとはいえ、花園大学歴史博物館はその山田先生の博物館ですから。「思いをこめて」の重みを味わいに、一人でも多くの方に観覧に出かけていただくことを期待したいと思います。