学期末の採点は、世紀末の祭典のごとし

No.6791

 昨日(27日)のラボール学園の日本史講座。
 5月25日の振り替え、しかも悪天候ということで、受講者はだいぶ少ないだろうと予想していたのですが、案に相違して教室は満席。
 受講の皆さんは高齢の方が多いのですが、やる気満々。
 単位とか資格とかとは無関係の純粋な向学心は中高年にこそ期待できるのではないかと思いました。
 授業の終わりには、かならず盛大な拍手を下さる。本当に有難いことです。
 世に言う宇治川合戦のうち、承久の乱以外はフィクションが多いという話をして、佐々木高綱と梶原景季の宇治川先陣譚から歴史に興味を持たれたという方に、ちょっと寂しい思いをさせてしまったようです。

 本日(28日)、Ⅲ講時は基礎演習Ⅰの最終回。
 全員しっかりとレポートを提出してくれました。これで解散は寂しいところですが、あと3年半の大学生活でどれだけ成長してくれるか楽しみにしています。
 Ⅴ講時は期末試験。
 答案に「フロイトが・・・云々」と書いている人がいたので、そんな話はしたことがない。何のことかと一瞬戸惑ったのですが、あの宣教師の「フロイス」と間違えたようです。採点に悩むところです。

 ゼミの帰り、いつものように岩田君から貴重なお話をうかがうことが出来ました。お陰様で、ある単語が頭の中でグルグルと渦を巻いております(笑)。

ですよね~

No.6793

 やはり野口先生もある単語にとりつかれてしまいましたか。むべなるかな。

 それはさておき、09'前期の火曜日の『吾妻鏡』も昨日(7/28)で終了となりました。今期も講読会を支え続けてくださった参加者のみなさんに御礼申し上げます。火曜日の『吾妻鏡』の時間は参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。
 後期はいつからリスタートとなるかまだ決めていませんが、とりあえず以下の範囲から読むことになります。

 範囲:宝治二年(1248年)正月三日・七日・二十五日、二月五日・十八日、三月十八日、四月七日・二十九日・三十日、五月十五日・十六日・十八日・二十日・二十八日、六月五日・九日・十日・十一日・二十一日、七月三日・七日・九日・十日、八月一日・十日、九月七日・九日・十九日・二十日・二十二日・二十六日、十月六日・二十四日・二十五日・二十七日、十一月十三日・十五日・十六日・十八日・二十三日、十二月五日・十二日・二十日、閏十二月十日・十六日・十八日・二十日・二十三日・二十五日・二十六日・二十八日の各条