征夷大将軍を首長としない幕府はありか?

No.6783

 蒸し暑い毎日が続き、体調の管理がなかなか大変です。
 今年は新型インフルエンザによる休校の影響で、京大を除く京都の大学は授業時間確保のために学期が長くなっています。
 したがって、普段なら夏休みの期間に設定されている研究会など、なかなか出席が叶いません。

 ちなみに、本日は日本史研究会中世史部会で、大会共同研究報告準備会(報告者 佐伯智広氏 、報告 「中世前期の皇位継承と王家領」)がありますし、24日には大阪歴史学会の中世史部会例会で、生駒孝臣氏「鎌倉幕府の成立と畿内武士社会の変容」という報告が予定されています。

 ところで、昨日、『日本史研究』563が届きました。これに研究展望として、髙橋昌明「六波羅幕府という提起は不適当か-上横手雅敬氏の拙著評に応える-」が掲載されています。
 御意見を聴取したいと思いますので、歴史専攻のゼミ関係者は読んでおいて下さい。

 ○ 『研究紀要』に発表する共同研究成果の論文ですが、長村君と私の共著で承久の乱における宇治川合戦をテーマにしたものを纏めることになりました。

今日の報告、明日の予定。

No.6784

 平家政権=「六波羅幕府」。
 しかし、もし研究者の合意を得ることが出来たとしても、学校教育の現場はさぞかし混乱するだろうと思います。

 「海の日」の大学。午前中からA地下が大繁盛しています。一方、付属の小中高は夏休みに入っていますから、教職員駐車場が空いていて助かります。

 地域限定だとは思いますが、最近、京都女子大学のTV・CMが放送されるようになりました。天気予報のバック映像で学内各所・サークル活動などが紹介されています。

 さて、明日(21日)ですが、Ⅲ講時の基礎演習Ⅰは、これまでの全報告をふりかえっての総括を行います。全員の報告レジュメと評価表を持参のこと。
 Ⅴ講時の基礎教養科目「女性の視点から日本中世の歴史を考える」の今回のテーマは「中世の仏教と女性-「女人ナニノトガヽアル、男子ナニノ徳カアル」-」。
 やや専門外の話に越境致します。

 【追記】 上の書き込みをした直後、愛知の野口君がお見えになりました。
     同じ教育現場にいる山本君と会って話しがしたいと言っていました。
     クラス担任一年目の夏休み。私にはちょうど30年前のことでした。
     気持ちがよく分かります。