just married!2件&公開講座援軍要請

No.6741

 昨日の基礎演習Ⅰの中田さんの報告は、現代の若者たちの置かれているコミュニケーション環境を知る上でたいへん参考になりました。これからの社会のあり方を考える上で、かなり深刻な問題をはらんでいるように思えました。

 基礎教養科目の方は、話が広がりすぎて予定の半分しか進まず、後半は次週回しとなりました。来週は子どもの霊性について講じます。

 さて、昨日は奇しくも同時に結婚を知らせるお葉書(写真)が2通到来。差出人はともに新婦で、この3月まで博物館で学芸員として大活躍されていた方と大学院修了後、京都の出版社にお勤めの方。そういえばお二人とも鹿児島の御出身。
 お知らせ頂いた2組の御結婚は2月と3月ですが、今は6月。June brideの季節でしたね。
 末長くお幸せに。

 27日の公開講座ですが、当日、ゼミ2回生のほとんどが履修している科目の補講が行われることになり、一部の時間帯でお手伝いをお願いできなくなりました。そのため、本学卒業生を含む社会人・院生以上の世代の方々に積極的な御助力をお願いしたいと思います。
 とくに京都以外からお出でになるにもかかわらず。受付段階(11:30研究室集合)からお手伝いただけるという方は、野口まで御一報いただけると助かります。
 なお、懇親会のご案内は、追って、幹事の山本さん(2回生)から告知されることになっています。

はじまりはいつも雨-次回の『吾妻鏡』-

No.6743

 バイト先が間借りしているホテルやそのご近所でも、この時期は週末ごとに披露宴が催されているようで、それらしいお客様を多くお見かけします。ご結婚されました方々には末永いお幸せを。
 次回の吾妻鏡のご案内です。

 日時:2009年6月16日(火)14:45~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:寛元五年(宝治元年、1247年)六月五日・六日・七日・八日・九日・十日・十一日・十二日・十三日・十四日・十五日・十六日・十七日・十八日・十九日・二十日・二十一日・二十二日・二十三日・二十四日・二十五日・二十六日・二十七日・二十八日、七月一日・四日・七日・十日・十四日・十七日・十八日・十九日・二十四日・二十七日、八月一日・九日・十四日・二十日、九月九日・十一日・十月八日・十八日、十一月一日・十一日・十四日・十五日・十六日・十七日・二十三日・二十七日、十二月八日・十二日・二十九日
     宝治二年(1248年)正月三日・七日・二十五日、二月五日・十八日、三月十八日、四月七日・二十九日・三十日、五月十五日・十六日・十八日・二十日・二十八日、六月五日・九日・十日・十一日・二十一日、七月三日・七日・九日・十日、八月一日・十日、九月七日・九日・十九日・二十日・二十二日・二十六日、十月六日・二十四日・二十五日・二十七日、十一月十三日・十五日・十六日・十八日・二十三日、十二月五日・十二日・二十日、閏十二月十日・十六日・十八日・二十日・二十三日・二十五日・二十六日・二十八日の各条

 寛元五年=宝治元年は「宝治合戦」の記事など重要な記述が多いのでじっくり読んでみたいと思います。
 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、梅雨どきだけど何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加ください。

いよいよ宝治合戦!

No.6744

 鎌倉幕府の歴史の中で最重要事件として評価されるかも知れない宝治合戦。
 「はじまりはいつも雨」とは、岩田君の至言ですね。
 これにともなって上総千葉氏も滅亡。秀胤が立て籠もった大柳館(おおやぎのたち)の所在地は何処?
 千葉県長生郡睦沢町の一宮川河畔に想定されるのですが、考古学的な調査での発見が待望されます。

 28日の公開講座のお手伝いをお願いしたところ、越後・大和・安芸、さらには武蔵からも援軍の申し出があり、たいへん心強く思っております。越後勢には直江兼続の姿も・・・?

 6日の中世戦記研究会の発表内容に関して、御出席の清水眞澄先生より貴重な資料を御恵送頂きました。感謝感激!とても助かりました。あつく御礼を申し上げます。

 神戸大院の藪本君が次回の軍記・語り物研究会例会で研究発表をされる由。
 委細は追って告知したいと思います。

ち、ちがうんです

岩田慎平
No.6746

>元木先生
 古文書学会見学会のご案内、いつもありがとうございます。

>野口先生
 「はじまりはいつも雨」ですが、これは1991年リリースのASKAさん(CHAGE&ASKAのASKAさんです)のシングル曲のタイトルでありまして、決して私のオリジナルではないのです…。すいません。
 この曲は、映画『おいしい結婚』の主題歌などにも使用されました。
 こちら↓で試聴していただけると思います。

http://download.music.yahoo.co.jp/shop/ic/11/76465512-282115103

 90年代のJ-POPは最近のものだと思っていたのですが、これももう20年近くも前のことになるんですね。諸行無常なり…。