ボートピープル・マスク・バックナンバー

No.6710

 本日(19日)の『吾妻鏡』の講読。新しい参加者も積極的に音読にチャレンジしてくれるようになりました。
 それにしても、頼経大殿期の鎌倉幕府のあり方については要再検討だと思います。

 基礎演習の報告はボートピープルを多角的な視角から捉えていて、なかなか勉強になりました。
 レポートが楽しみです。

 総合教育科目は、遠いC校舎の4階の教室まで、『一遍上人絵伝』を持って行くのが大変でした。おまけに講義(肉声)のボリュームを上げすぎて、終了時点で疲労困憊の有様。
 この年齢になるとエネルギーの配分を考えねばなりません。
 
 新型インフルエンザの影響で、本学園では21日の「親鸞聖人降誕会」と関連行事が中止になり、そういう状況なので、明日に予定されていた現役メンバーによる当ゼミの懇親会も延期ということになってしまいました。

 それにしても、京都ではマスクがどこにも売っていない。みんな、いつどこで手に入れたのでしょうか?
 実にもって疎外感を感じざるを得ません。

 ところで、本日は夕刻、久しぶりに鈴木御夫妻がお揃いで研究室に。執筆者分として保存してくれていた『紫苑』のバックナンバーを寄贈して下さいました。
 1号は在庫が皆無に近かったので大助かりです。これで研究室前に並べてある見本も全号揃えることが出来ました。
 なお、来週はこちらが同志社高校をお訪ねすることになりました。用向きについては、また後日に。

初夏の『吾妻鏡』

No.6712

 インフルエンザの影響で休講となった大学もありますが、この時期の夕暮れ時はとても気持ち良いものです。そういう季節を気兼ねなく楽しめないのは寂しいですね。
 給食当番のようなマスクすら持っていない私もいろいろ探し回ってみましたが、近所の「コーナン」にも売っていませんでした。かわりに温泉の素を買い求めたので、それで疲れをとりたいと思います。
 次回の火曜日の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2009年5月26日(火)14:45~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:寛元五年(宝治元年、1247年)四月二十五日、五月六日・十三日・十四日・二十一日・二十六日・二十七日・二十八日・二十九日、六月一日・二日・三日・四日・五日・六日・七日・八日・九日・十日・十一日・十二日・十三日・十四日・十五日・十六日・十七日・十八日・十九日・二十日・二十一日・二十二日・二十三日・二十四日・二十五日・二十六日・二十七日・二十八日、七月一日・四日・七日・十日・十四日・十七日・十八日・十九日・二十四日・二十七日、八月一日・九日・十四日・二十日、九月九日・十一日・十月八日・十八日、十一月一日・十一日・十四日・十五日・十六日・十七日・二十三日・二十七日、十二月八日・十二日・二十九日の各条

 寛元五年=宝治元年は「宝治合戦」の記事など重要な記述が多いのでじっくり読んでみたいと思います。
 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新年度から何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加ください。