お礼のお礼
No.6702
中村先生、わさわざのお書き込み、ありがとうございます。
『紫苑(しおん)』ですが、「3号雑誌」に終わるのかとおもいきや、なんとか毎年の刊行を果たし続けております。多くの方々の御支援のお陰だと思います。
掲載の論文、研究ノートについては、諸方から高い評価をいただけるようになり、たいへん嬉しく思っております。学部生でも、自ら書くことによって、早いうちから論文執筆の作法や手続きを身につけておくことが大事なようです。
今号では、米谷豊之祐先生のことを多くの方たちに知っていただけたのが幸いなことでした。とくに中堅以上の研究者の方たちからの反響に大きいものがありました。
写真ですが、74ページの方を御覧になられた方からは、逆に女子大なのに男の子ばかりではないか、という御感想が寄せられております。「男の子」というのは、もちろん、テーブルの向こう側の元木先生や美川先生、左横の川本先生ではなく、主に後ろ姿のお三人です。この人たちは、誰あろう(元木先生のお隣のお一人も含めて)、京大の博士課程の院生さんや日本学術振興会の特別研究員さんら、「蒼々たる」若手研究者たちなのです。
なお、掲示板を出来るだけ毎日書いているのは、言うに言われぬ、それなりの必然的な事情があるからです(泣or笑?)。
余談ながら、中村先生もネコをお飼いになっておられるようですが、当家にも白ネコが2匹おります。このところ、やけにすり寄ってくるのはいかなる理由があるのかと思っていたところ、鏡を見て納得。小生も白ネコならぬ白髪ジジイになっていたのでした。50代後半、己の姿の変貌ぶりに日々驚かされております。
まさに「諸行無常」。
※ 昨日の基礎演習の二つの報告は、とても興味深いものでした。「草食系男子論」は、かなり身近なところにまで話が及びましたし、「落書き論」は芸術論や今日の若者の精神病理や匿名掲示板に見られるようなネット社会の弊害についても考えさせられました。
☆ 青山学院大学の佐伯真一先生と国立歴史民俗博物館の菱沼一憲先生の御連名で、新刊の延慶本註釈の会編『延慶本平家物語全註釈 第二末(巻四)』(汲古書院)』を御恵送いただきました。
佐伯先生・菱沼先生にあつく御礼を申し上げます。
☆ 名古屋学院大学の早川厚一先生より、御高論「『頼政記』の成立-『平家物語』諸本との関係-」(『名古屋学院大学論集(言語・文化篇)』20-2)・「『源平闘諍録』全釈(四-巻一-④(六ウ9~8ウ6))」(『名古屋学院大学研究年報』21)および早川厚一・曽我良成・橋本正俊・志立正知「『源平盛衰記』全釈(四-巻一-4)」(『名古屋学院大学論集』(人文・自然科学篇)45-2)を御恵送いただきました。
早川先生に、あつく御礼を申し上げます。
ゼミメンバー・関係者のために各10部もお送り下さいましたので、必要な方は申し出て下さい。