Since 2003/05/03

No.6693

 今月の予定を確認するためにトップページを開いてふと見るとSince 2003/05/03とあるのが目にとまりました。
 このHPが開設されてから6年が経過したというわけですね。
 最近は掲示板しか機能していませんが、この掲示板は早い時期から有名であったらしく、開設の担い手であった永富さん(現、鈴木夫人)が、院進学の相談に某国立大学大学院の先生(私と同年齢で、私はこの方を中世仏教史の第一人者として尊敬している)のもとをお訪ねしたところ、その先生が私のことを、「あっ、あの掲示板の野口先生ですか!」と仰せられたというエピソードが語り伝えられております。
 今ではグーグルで私の名前で検索をかけると、「他のキーワード」として「野口実 掲示板」というのが出てくる始末です。
 この掲示板、御覧の通り、目下は私のブログ状態ですが、大学の枠にこだわらないゼミ運営のためには、本当に役に立っていると思います。
 最近では、ちゃっかり、授業の連絡用にも使わせて頂いております。
 
 いろいろなお立場の方たちが御覧になられるようになったために、ゼミメンバーの書き込みは消極化しておりますが、懇親会の計画などは着々と進められておりますので、御安心下さい。
 
 ☆ 立命館大学の杉橋隆夫先生より、御高論「保元・平治の乱-「平安」でなかった平安京」収録の『京の乱 立命館大学京都文化講座 京都に学ぶ2』(白川書院)を御恵送頂きました。
 杉橋先生に、あつく御礼を申し上げます。

私はSince 2004/04

No.6695

 連休を挟みましたが、次回の火曜日の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2009年5月12日(火)14:45~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:寛元三年(1245年)十月二十八日、十一月四日・十日、十二月十六日・十七日・二十五日
    寛元四年(1246年)三月二十三日・二十四日・二十五日・二十六日・三十日、四月八日・十九日、閏四月一日・八日・十八日・二十日、五月二十四日・二十五日・二十六日、六月一日・六日・七日・十日・十三日・二十日・二十七日、七月十一日、八月一日・十二日・十六日、九月一日・十二日・十六日、十二月二日・七日・十二日・十七日・二十八日・二十九日
    寛元五年(宝治元年、1247年)正月十三日、三月二日・十七日・二十日・二十七日、四月四日・十一日・二十五日、五月六日・十三日・十四日・二十一日・二十六日・二十七日・二十八日・二十九日、六月一日・二日・三日・四日・五日・六日・七日・八日・九日・十日・十一日・十二日・十三日・十四日・十五日・十六日・十七日・十八日・十九日・二十日・二十一日・二十二日・二十三日・二十四日・二十五日・二十六日・二十七日・二十八日、七月一日・四日・七日・十日・十四日・十七日・十八日・十九日・二十四日・二十七日、八月一日・九日・十四日・二十日、九月九日・十一日・十月八日・十八日、十一月一日・十一日・十四日・十五日・十六日・十七日・二十三日・二十七日、十二月八日・十二日・二十九日の各条

 寛元五年=宝治元年は「宝治合戦」の記事など重要な記述が多いのでじっくり読んでみたいと思います。
 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新年度から何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加ください。メンバーの所属はいまのところ、京都女子大学、神戸大学、京都大学、関西学院大学、等といった、混成部隊(?)となっております。私も四年前のちょうど今頃の時期にこの掲示板を見てゼミにお邪魔するようになりました。以来、時の流れに身を任せております。