明日の基礎演習Ⅰ・基礎教養科目B25

No.6665

 Ⅲ講時の基礎演習Ⅰは、報告の順序を決め、報告内容について想定されるテーマを発表してもらいます。また「演習」への取り組み方、レジュメの作り方、さらに評価方法について説明する予定です。
 各自、報告テーマについて、しっかりと考えておいて下さい。
 共同研究室は昼休みから開けておきます。
 なお、オリエンテーションの時にお願いしたことを再確認しておいて下さい。ここが最初の「評価」の分かれ目になることでしょう。

 Ⅴ講時の基礎教養科目B25「女性の視点から日本中世の歴史を考える」は、2回目の講義。テーマは「多元的社会としての日本」です。千葉・鹿児島、そして京都で生活した私自身の体験談を交えながら、日本各地の異質な部分について述べていきたいと思います。
 さて、女性が生きていくのに障害の少ない地域はどこなのでしょうか? 

火曜日のヒーロー(疲労)

No.6666

 各地の院に進学された(+「お嫁入り」も)みなさん、新年度はうまくスタートできましたか?
 当方、なんとかの滑り出しですが、昨日は基礎演習→ゼミ→講義→ゼミで、さすがに疲れました。そのうえ、新年度予算の執行開始以前に研究費の立て替え払いをしてしまったので、これが自己負担となるうという事態に遭遇したために、春だというのに懐は寒風が吹きすさんでおります。腰や背中の神経痛もこたえます。
 とはいえ、岩田君のご尽力により『吾妻鏡』講読会も順調にスタート。ただ一人の学部生である山本さんは大いに鍛えられることでしょう。
 満田さんの後輩である山口さんからは家政学部の卒業研究の成果を見せていただいたのですが、とてもレベルの高い内容で驚かされました。あっという間に『吾妻鏡』の読解もマスターされることと期待しています。

 ☆ 相模女子大学の高木信先生より、新刊の御高著『「死の美学化」に抗する  『平家物語』の語り方』(青弓社)を御恵送いただきました。
 高木先生にあつく御礼を申し上げます。

来週からの『吾妻鏡』

No.6667

 新年度の吾妻鏡も火曜日の午後に開催ということになりそうです。次回からまた少しずつ読んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 日時:2009年4月21日(火)14:45~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:寛元三年(1245年)五月七日・九日・二十二日・二十三日、六月三日・七日・十日・二十七日、七月五日・二十六日、九月四日・九日・十四日、十月六日・十一日・十六日・二十八日、十一月四日・十日、十二月十六日・十七日・二十五日
    寛元四年(1246年)正月一日・四日・十日、二月九日・十三日・二十九日、三月八日・十三日・十四日・十八日・二十日・二十三日・二十四日・二十五日・二十六日・三十日、四月八日・十九日、閏四月一日・八日・十八日・二十日、五月二十四日・二十五日・二十六日、六月一日・六日・七日・十日・十三日・二十日・二十七日、七月十一日、八月一日・十二日・十六日、九月一日・十二日・十六日、十二月二日・七日・十二日・十七日・二十八日・二十九日の各条

 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。
 「上級編」と銘打っていただいてはおりますが、基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新年度から何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加ください。