取り急ぎお知らせ

No.6663

紫苑第7号のPDFを更新しました。
http://donkun.ath.cx/~sion/organ/ にてご覧いただけます。

『紫苑』PDFの公開&火曜の『吾妻鏡』

No.6664

 >鈴木君  『紫苑』第7号のPDF公開、どうもありがとうございました。

 まだ、本誌を郵送している最中なのですが、多くの方にお読み頂ければ幸いです。

 次の火曜日(14日)の『吾妻鏡』講読会ですが、岩田君が九条頼経・頼嗣の元服記事や、移徙の記事(いずれも御所の空間に関する記述が豊富)などを集めた資料を用意してきて下さるとのこと。新メンバーも加わって、いよいよ、新年度の本格的スタートです。
 楽しみですね。

ありがとうございます

No.6668

 >鈴木君 早々にPDFを公開していただきましてありがとうございます。お忙しいところ恐縮です。今号も『紫苑』をより多くの方々にお読みいただけるのは大きな喜びです。
 

Re: 取り急ぎお知らせ

No.6671

今年度は、生徒部副主任になってしまい、4月からばたばたしています。
また、私立学校をめぐる情勢も厳しく、いろいろロビー活動で飛び回っています。
(今も、新幹線の中で仕事です…。ネットが使えるのでモバイルオフィスです。)

 紫苑の公開に役に立つソフトを発見したので、処理時間がかなりはやくなりました。前は時間がかかるので、手をつけるのをためらっていたのですが、それはもうありません。

 紫苑以外でも、何かしら公開する資料やレポートなども、すぐに公開できますので、ぜひご相談ください。

 第7号は、いろいろ私事が掲載されていたので、とても恥ずかしいのですが(特に、東大史料編纂所や国会図書館におさめられることに)、それでもゼミの活動が活発なことがわかり、うれしく思っています。

 特に大学生の時は、この掲示板への書き込みもそうですが、まわりの批評を恐れずにどんどんと自分の意見を発信していくことが大事だと思います。紫苑に掲載されるレポートの質があがっているのでハードルは高そうですが、何らかの形で成果をまとめるという作業は、忙しくなるとどうしても後回しになってしまうので、そういう悪い癖をなくすためにもいっぱい発信する必要があります。(自分への反省も含めて)

 論文はもちろんですが、荒っぽい研究ノートも楽しみにしています。高3の授業で、「ふつうの大学○回生で、これだけの文章を書くんやで」と紹介しています。次号も期待しています。

 ちょっと息抜きに感想を書き込みしてみました。(内容については、コメントできないので、外枠の話だけですが)

「金の卵」の話

No.6672

 鈴木君、新幹線車内からの書き込み、ありがとうございました。
 資料・レポートなどのネット公開がすぐに出来るというのは有り難い限りです。
 鈴木潤・絵里子御夫妻は『紫苑』の生みの親というか、「両親」でありますから、今後とも本誌には、この御夫妻の動静は掲載していかなければならないものと確信致しております。

 若い人たちが「まわりの批評を恐れずにどんどんと自分の意見を発信していくこと」は歴史の進歩につながることでしょう。今はこれが少なすぎるように思います。不条理に敏感なはずの若い人たちが、匿名でガス抜きをしていては、どこかでほくそ笑む人がいるばかりで、世の中は悪くなる一方です。
 
 『紫苑』掲載の論文。年々レベルが高くなって、学術雑誌に紹介されたり、論文に引用されることも増えてきましたが、とりわけ研究者に評判なのは、学部生の研究ノートの水準の高さです。かつては、学術雑誌に卒論が発表されることがありましたが、今日では大学は大衆化され、残念なことに、卒論は大卒資格の通行手形、レポートに毛が生えた程度のものという評価が一般化しつつあります。
 ところが、『紫苑』には卒論をベースにしたもののみならず、2・3回生の書いた研究ノートにもかなりハイレベルなものがある。この点で、いろいろな方々からお誉めの言葉をいただいております。

 実は昨日も、ある国立大学の古代史を専攻する著名な先生に『紫苑』をお渡ししたところ、その先生は、しばしページをめくられた後、研究ノートを高く評価され、「こんな学生さんがいるのは羨ましい」と仰られていました。

 京女生のみならず、学部生の中には「金の卵」がたくさんいるのだと思います。でも、現在の大学のシステムがそれを十把一絡げにして、同じレールに載せて卒業させてしまう。
 こういうことを「もったいない」というのだと思うのです。