『紫苑』第7号が出来ました。

No.6649

 『紫苑』第7号、納品されました。
 内容は以下の通り。

 【論 文】
 延慶本『平家物語』における頼長・師長・・・田中裕紀(同志社大院DC・京女宗文研共同研究員)

 九条頼経上洛をめぐる政治構造―近衛兼経の宇治入りを関連させて―
                        ・・・岩田慎平(関学大院研究員・京女宗文研共同研究員)

 【研究ノート】
 かどで考―『蜻蛉日記』を手がかりにして―・・・江波曜子(本学文学部国文学科4回生)

 【特別寄稿】
 [追悼]米谷豊之祐先生を送る(付、伊勢平氏庶流に関する先生からの書信)・・・野口実

 【活動記録】
 見学記 二〇〇八年四月十九日
    宇治・木幡・・・井草温子・桒原香・船津丸幸起・山本みなみ(本学文学部史学科1回生)

 ※ 執筆者の所属は平成20年度のものです。

 >第7号編集者・執筆者各位
 執筆・校正、ありがとうございました。
 在京していない方と近々離京される方には、とりあえず本誌1部と抜刷2部をお送りしました。
 在京の執筆者およびゼミメンバーは、研究室で受け取って下さい。

 ☆ 鹿児島県立武岡台高校の林匡先生より、御高論「近世前期の島津氏系譜と武家相続・女子名跡」(『九州史学』第152号)・「島津吉貴と寺社」(『鹿児島史学』第54号)・「薩摩藩武家社会と女性-篤姫以前-」(鹿児島県立武岡台高等学校『研究紀要』第21号)を御恵送いただきました。
 近世武家社会における女性を考える上で、貴重な成果です。
 林先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 埼玉大学の清水亮先生より、御高論「「秋田城介」織田信忠考」(『懸樋抄』)・「南北朝期における在地領主の結合形態-越後国小泉荘加納方地頭色部一族-」(『埼玉大学紀要 教育学部』第57巻第1号)を御恵送いただきました。
 清水先生に、あつく御礼を申し上げます。

新年度も『吾妻鏡』

No.6650

 今年もまた『紫苑』が無事に世に出ましたことを嬉しく思います。編集・執筆等に従事していただいたみなさんに御礼申し上げます。
 また、今年度も『吾妻鏡』の講読会もよろしくお願いします。
 四月中はみなさんのご予定も一定しないようですから、不定期開催となってしまいがちですがご了承下さい。とりあえず来週はお休みで、その次のご案内です。 

 日時:2009年4月14日(火)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:新年度初回ですので、資料はこちらでご用意します
    次回以降の範囲は以下の通りです。
    寛元三年(1245年)五月七日・九日・二十二日・二十三日、六月三日・七日・十日・二十七日、七月五日・二十六日、九月四日・九日・十四日、十月六日・十一日・十六日・二十八日、十一月四日・十日、十二月十六日・十七日・二十五日
    寛元四年(1246年)正月一日・四日・十日、二月九日・十三日・二十九日、三月八日・十三日・十四日・十八日・二十日・二十三日・二十四日・二十五日・二十六日・三十日、四月八日・十九日、閏四月一日・八日・十八日・二十日、五月二十四日・二十五日・二十六日、六月一日・六日・七日・十日・十三日・二十日・二十七日、七月十一日、八月一日・十二日・十六日、九月一日・十二日・十六日、十二月二日・七日・十二日・十七日・二十八日・二十九日の各条

 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。「上級編」と銘打っていただいてはおりますが、基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新年度から何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加ください。

『吾妻鏡』講読会の開始時刻について

No.6651

 今年度前期、火曜日はⅢ講時に「基礎演習Ⅰ」で共同研究室を使いますので、開始時刻は14:45でお願い致します。

 『吾妻鏡』講読会ですが、新たに建築史専攻の山口さんが参加してくれることになりました。言わずと知れた満田さんの後輩です。禅宗建築を研究テーマにされているとのこと、御活躍を期待するところです。

 本日は、現代社会学部「基礎演習Ⅰ」メンバーとの初顔合わせ。なにしろ、一回生はとて~も元気です。こちらの耄碌ぶりが、いよいよ鮮明になるという次第。
 そういえば、ゼミ古参メンバーもこういう時代がありましたね。またしても、「ゆく川の流れは絶えずして・・・」の心境であります。
 先日、上洛された伊藤さんから頂いたお土産のケーキは、この後輩たちに供出させていただきました。瞬く間に無くなりました。

 新2回生の『吾妻鏡』講読会の日程調整、よろしくお願い致します。