「大学」、あれから40年。

No.6522

  各地で研鑽中の修士2回や博士3回の院生の方たちから、論文提出や四月以降の方針についての御報告をいただいています。みんな、こんな(手段と目的が混乱した)御時世にあっても、はっきりと方向を見定めて当初の目的に向かって前進することを選択。立派だと思います。
 そういえば、東大安田講堂の攻防戦からちょうど40年。私も大学受験の年でした。


 ◆ まずは、業務連絡。
 1月21日(水)から31日(土)までの間、入試業務のため共同研究室が使えなくなりますので、この間の史料講読会は野口研究室で行います。手狭で御迷惑をお掛けしますが、よろしく御協力下さい。必要な書籍は事前に移動をお願いいたします。

 ◆ 公開研究会の開催について
 3月12日(木)、金澤文庫の永井晋先生が研究調査のために上洛された際に、ゼミ例会で研究報告をして下さることは、以前お知らせしたことと思います。これについて、せっかくの機会ですから、関西圏の研究者・院生の方たちにも御出席を募って、公開研究会の形で実施したいと考えています。御報告のテーマは
 「以仁王挙兵の枠組みを考える」
 多くの方たちの御参集を期待しています。場所は当研究所の共同研究室。時間は今のところ未定です。後日、詳細はこの場で告知したいと思います。

 ◆ アルバイトのお願い
 ゼミメンバー・関係者を対象に、研究資料の整理などのアルバイトをお願いしたいと思います。希望される方は、2月中に出勤可能な日・時間をお知らせ下さい。

 ☆ 早稲田大学の海老澤衷先生より、先生編の『講座 水稲文化研究Ⅳ バリ島研究の新たな展開』(早稲田大学 水稲文化研究所)を御恵送いただきました。
 海老澤先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 京都大学大学院の辻浩和君より、御高論「後白河と〈都市民〉」(『古代文化』第60巻第3号)を御恵送いただきました。
 前にも紹介しましたが、後白河院政の本質に迫る貴重なアプローチ。史学・国文のみならず、音楽史・建築史などを専攻されている方たちにも一読をお勧めいたします。
 辻君にあつく御礼を申し上げます。

ご無沙汰しております

No.6524

みなさん、ご無沙汰しております。
同志社高校の鈴木です。

たいへん×2 遅くなりましたが、紫苑第6号のPDFを更新しました。
http://donkun.ath.cx/~sion/organ/ にてご覧いただけます。

編集するのに良いソフトが見つかりましたので、第7号公開の際には、時間をかけずにHP上に載せられると思います。

なかなかゼミに顔を出すことができませんが、
特に現役大学生の掲示板への書き込みを楽しみにしています。
(現状、野口先生のブログ状態ですので…)

このページの開設からかなりの年月が経ってしまっているのですが、当初は遊びの計画の打合せや、雑談もたくさんあったように思います。
暗証キーで後からいつでも、編集・削除が可能ですので、気軽に今の様子を書き込んでいただけたらと、管理人としては思います。

「情報」を仕事として教えている中で、ネット上の掲示板の扱いについてはいつも話題にしています。過去にいろんなサイトを立ち上げてきましたが、このサイトが一番長生きしています。書き込む人・閲覧する人が増えてもなお、荒れない掲示板の成功例として、今後も続いていけばと思っています。


感謝と『吾妻鏡』のご案内

No.6525

 鈴木くん、『紫苑』第6号のPDF公開、ありがとうございます。お忙しいところお手間を取っていただきまして恐縮です。
 第6号は私にとっても非常に印象深い号となりましたので、今回このような形で公開していただけることを大変ありがたく思います。

 ところで、遅くなってしまいましたが次回の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2009年1月20日(火)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:仁治二年(1241年)正月二日・十四日・十七日・十九日・二十三日・二十四日、二月七日・二十二日・二十三日・二十五日・二十六日、三月十六日・十七日・二十日・二十五日・二十七日、四月二日・三日・五日・十六日・二十五日・二十九日、五月六日・十日・十四日・二十日・二十九日、六月八日・十一日・十六日・十七日・十八日・二十八日、七月八日・二十六日、八月十一日・十五日・二十五日・二十八日、九月三日・七日・十日・十一日・十三日・十四日・二十二日、十月十三日・二十二日、十一月三日・四日・十七日・二十一日・二十五日・二十七日・二十九日・三十日、十二月一日・五日・八日・十三日・二十一日・二十四日・二十七日・二十八日・二十九日・三十日、の各条

 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。どなたさまでも、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加ください。