前途に希望の見えてきた史料講読会

No.6485

 薗田さん、詳報をいただき恐縮に存じます。
 大河ドラマで「篤姫」が放送された年のサプライズということで、故郷の方々もしっかりと記憶にとどめられることでしょう。
 ちなみに、私が鹿児島に赴任した翌年正月からの大河ドラマは「翔ぶが如く」でした。

 さて、昨日(23日)の『吾妻鏡』講読会は、鈴木さんのお土産のほかに、岩田君が東京のお土産と例の美味しいシュークリーム、いつものコーヒーを持参して下さいましたので、ちょっとしたティ・ーパーテイーならぬコーヒー・パーティーと相成りました。
 嬉しかったのは、前日進路相談に見えた一回生の大倉さんが参加してくれたこと。それから、治承四年の記事に比べて、かなり難しい条文を山本さんがしっかりと読み下してくれたことでした。
 嘉禎年間の南都強訴について、熊谷隆之氏の論文に学びつつ、良い勉強が出来たと思います。
 
 江波さんの卒論(控)は目下拝読中ですが、流石になかなかの出来だと感心しております。

 今年のゼミはこれで終了ですが、私は図書館の開いている26日までは、研究室にいることが多いと思いますので、何か御用のある方は、電話かメールで在室を確認の上、遠慮なくお越し下さい。

 先週から風邪気味なのですが、明日の夜は四条橋のあたりに出没すべく、体調を整えております。

史料講読会のお礼

山本みなみ
No.6487

 野口先生、先輩方、先日の講読会ではお世話になりました。鎌倉遺文と吾妻鏡の両面から南都強訴をみていくのは、とてもおもしろかったです。
 当時と現在の価値観が異なることや文書は動画ではなく静止画(写真)で、個々の政治過程のひとつにすぎないことなど、いろいろと勉強になりました。また、武力が背景にあったとはいえ、文字の力というものを改めて感じ、ますます興味がわきました。条文の読み下しについては、つまらずに読めるよう更に頑張りたいと思います。今後ともご指導の程よろしくお願い致します。

 無事帰省の途につき、実家を満喫しています。
 それでは、良いお年をお迎えください。

希望という名の列車

No.6488

 山本さん、書き込みをありがとうございます。
 これは「京都女子大の」掲示板なのですが、それは大学の学生さんが書いてくださればこそなのです。ゼミでは代々「山本さん」が活躍してこられましたので、山本さんの今後のご活躍に期待致します。いろいろな史料を読む楽しさをみなさんと共有できたのは良いことだったと思います。

 来年はまた火曜日に『吾妻鏡』を読んでいきたいと思いますが、再開は1/13(火)を予定しております。
 範囲は以下の通りです。
『吾妻鏡』延応二年(仁治元年、1240年)十一月二十一日・二十三日・二十八日・二十九日・三十日、十二月十二日・十五日・十六日・二十一日
     仁治二年(1241年)正月二日・十四日・十七日・十九日・二十三日・二十四日、二月七日・二十二日・二十三日・二十五日・二十六日、三月十六日・十七日・二十日・二十五日・二十七日、四月二日・三日・五日・十六日・二十五日・二十九日、五月六日・十日・十四日・二十日・二十九日、六月八日・十一日・十六日・十七日・十八日・二十八日、七月八日・二十六日、八月十一日・十五日・二十五日・二十八日、九月三日・七日・十日・十一日・十三日・十四日・二十二日、十月十三日・二十二日、十一月三日・四日・十七日・二十一日・二十五日・二十七日・二十九日・三十日、十二月一日・五日・八日・十三日・二十一日・二十四日・二十七日・二十八日・二十九日・三十日、の各条

 毎週火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。どなたさまでも、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加ください。