学習院大学の兵藤ゼミをお迎えします。

No.6304

 昨日から『吾妻鏡』講読会に、龍谷大学4回生の杉山義弥君が参加されることになりました。米澤君の御紹介です。中世初期の城郭を研究テーマにされている由、御活躍を期待したいと思います。

 ちなみに、昨日の講読会には、岩田師範から「水無月」と「みたらし団子」の差し入れあり。四条東大路を少し下ったところにある老舗のお菓子屋さん(岩田君のお馴染み)のもので、この「水無月」は私が今まで頂いたものの中で最上の美味しさでした。
 岩田君、ご馳走様でした。いつもお気遣い、ありがとうございます。


 2003年8月25日(月)、学習院大学兵藤裕己先生のゼミ御一行を京都女子大学にお迎えし、当ゼミと合同の研究会(学習院大学大学院生の田代さんと当方の長村君が研究発表)を開いた後、法住寺殿跡を御案内し、夜は京都駅前で懇親会という企画が実現したことがありました(翌々日の27日には竹生島にも御一緒させて頂きました)。

 あれから5年、私も兵藤先生もだいぶ白髪が増えました。

 先日、兵藤先生から、ゼミ旅行で上洛するので、その際、法住寺殿跡の案内をしてほしいとの御依頼を頂きました。日程は9月4日(木)。午前に三十三間堂と法住寺殿跡地を見学される予定とのこと。休憩や昼食に是非京女にお立ちより下さるよう、要請しておきました。もちろん、今春、学習院大学大学院に進学された伊藤さんも同行されます。前回のご来訪の際に、活躍した古参の皆さんをはじめ、多くのメンバーの参加(あるいは何らかのお迎えの企画)をお願いしたいと思います。

 ☆ 学習院大学史料館の木村真美子先生より、御高論「中世天皇の暦-室町時代の暦の遺品を手がかりに-」掲載の『室町時代研究』第2号を御恵送頂きました。
 最近、関東・関西ともに若手研究者による室町時代研究が俄に活性化してきたように思います。この機会に、中世前期を専攻されている若手にも、奮起を期待したいところです。
 木村先生に、あつく御礼を申し上げます。 

また次の『吾妻鏡』

No.6305

 前回は範囲のお知らせが間違っておりまして、大変ご迷惑をお掛け致しました。今回は間違いないはずですので、よろしくお願いします。

 日時:2008年7月15日(火)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』嘉禎四年(暦仁元年)閏二月十三日、十六日、三月七日、十八日、十九日、二十二日、三十日、四月二日、七日、九日、十日、十六日、十八日、二十四日、二十五日、五月四日、五日、十一日、十六日、二十日、六月五日、七日、九日、十日、十九日、二十四日、七月九日、十一日、二十七日、八月十九日、九月九日、十三日、二十四日、二十七日、十月三日、四日、十一日、十二日、十三日、十四日、十二月七日、十六日、十九日、二十三日、二十四日、二十五日、の各条

  (※嘉禎四年はじっくり読んでいこうと思います。)

 ところで、野口先生にも御賞翫いただいた「水無月」と「みたらし団子」は、【祇園 鳴海屋】というお店のお菓子です。近頃そのお店の方と知り合う機会があり、このたび初めて伺ってみたのでした。店先でちょっとひと休みさせてもらえそうな感じでもありましたので、祇園界隈へお越しの際は、ぜひいちどお立ち寄りください。
http://www.gion7638.com/index.html

ご無沙汰しております。

伊藤明日香
No.6306

みなさま、大変ご無沙汰しております。
伊藤です。

早いもので、もう前期の講義が終わる季節となりました。

もうじき、京都は祇園祭の宵山に向けて、町が華やいでくる時期ですね。
懐かしいです・・・。


>野口先生
先日、法住寺殿見学のてびきをいただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

兵藤先生の学部演習によるゼミ旅行は、
二泊三日で嵐山~高尾~仁和寺~七条と、
盛り沢山の内容となっており、
優秀な四年生の幹事の方々が頑張ってくれています。

天候に恵まれることを祈りつつ、
野口先生やゼミのみなさまにお会いできることを
楽しみにしております。

ゼミ旅行

No.6310

 伊藤さん、連絡係を宜しくお願いいたします。
 ゼミ旅行の成否は、本当に幹事さん次第だと思います。
 
 京都はいよいよ祇園祭で熱気に満ちてきました。楽しくて仕方がない若い人たちが本当に羨ましく思えます。
 老体に、この時期の蒸し暑さは大いにこたえます。

 ☆ 日本学術振興会特別研究員の大橋直義先生より、御高論「興福寺西金堂縁起説の展開-治承回禄の前後-」抜刷、また研究室用にと、この御高論掲載の『中世文学』53を御恵送頂きました。
 大橋先生にあつく御礼を申し上げます。

 >江波さん  同誌には、中野貴文「『十六夜日記』鎌倉滞在記の消息的性格について-」という論文が載っています。