公開講座まで、あと3日。

No.6292

 昨日の『吾妻鏡』講読会は、江波さんが教育習から戻られて久方ぶりのフルメンバーで行われました。その席で、公開講座のスケジュールをお知らせし、役割分担についてお願いをいたしました。木曜日にも、また説明いたします。宜しくお願いいたします。
 なお、昨日は江波さんから広島のお土産(毛利氏の戦勝逸話に因む「川通り餅」)、また岩田君から上等なケーキを頂き、例によって「美味しい講読会」となりました。ありがとうございました。

 公開講座後の懇親会については、幹事の山岡さんから、参加者数も確定し用意万端との御報告を頂いております。

 この際ですから、公開講座について、あらためて御案内をさせて頂きます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◇「王の装いと武家の空間」(シリーズ「東山から発信する京都の歴史と文化」⑩)
 
 日時:2008年6月28日(土)13:00~17:00 

 講演テーマと講師:
   ①「寝殿造と六波羅泉殿~総柱大型建物の意味~」
                     川本重雄(京都女子大学家政学部教授)

   ②「天皇と装束」
                     近藤好和(神奈川大学経済学部特任教授)

 会場:本学J校舎(文学部棟・渋谷通りに面した茶色の建物)525教室
    ※ 京都駅からは市バス206系統「馬町」下車、または八条口からプリンセスライン(赤いバス)
    「京都女子大学前」行きが便利です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

 ☆ 東京大学史料編纂所の高橋慎一朗先生より、御高論「中世の都市と三浦一族」掲載の『三浦一族研究』第12号を御恵送頂きました。
 高橋先生にあつく御礼を申し上げます。 

次週はお休みの『吾妻鏡』

No.6293

 公開講座も近づいて参りましたが、いつもの『吾妻鏡』のご案内です。次週はお休みをいただき、次回はその次の週に開催となります。季節は梅雨から夏になろうかという頃でしょうか。

 日時:2008年7月8日(火)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』嘉禎四年(暦仁元年)閏二月十三日、十六日、三月七日、十八日、十九日、二十二日、三十日、四月二日、七日、九日、十日、十六日、十八日、二十四日、二十五日、五月四日、五日、十一日、十六日、二十日、六月五日、七日、九日、十日、十九日、二十四日、七月九日、十一日、二十七日、八月十九日、九月九日、十三日、二十四日、二十七日、十月三日、四日、十一日、十二日、十三日、十四日、十二月七日、十六日、十九日、二十三日、二十四日、二十五日、の各条

  (※けっこう先の方まで掲出しましたが、読めるところまで読んでいきましょう。また、掲出した範囲以外に「これは」という条文があれば、その都度お知らせ下さい。)

来週の基礎演習・講義・ゼミの予定

No.6294

 来週は、もう7月に突入ですね。
 7月1日(火)Ⅲ講時の「基礎演習Ⅰ」は、山本さんの提案、全員一致の賛成に従って、京都の街中に社会見学に出掛けます。12:15プリンセス・ライン「京都女子大前」のバス停に集合。美味しいものを賞味する計画もあるようです。
 一回生は授業が多く、なかなか平日の京都を楽しむことが出来ませんから、その意味でもよい機会になることでしょう。
 なお、当日に予定されていた吉田さんの報告は、翌週の7月8日、吉村さんの報告と一緒に行います。

 これにともない、『吾妻鏡』講読会は、上記の通り、休会にさせて頂きます。悪しからず。
 しかし、Ⅴ講時の「総合教育科目7B」は休講ではありません。今回は「琉球王国の歴史」と題して、沖縄の問題についてお話ししたいと思っています。

 7月3日(木)の『小右記』講読会・『吾妻鏡』講読会は、いつもの通りに行います。必ず予習をしておいて下さい。 

 ☆ 神奈川県立金澤文庫の西岡芳文先生より、先生御担当の企画展「五寸四方の文学世界~説草と仏教説話~」の展示図録『五寸四方の文学世界-重要文化財「称名寺聖教」唱導資料目録-』を御恵送頂きました。
 西岡先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 京都造形芸術大学の前川佳代先生より、御高論「「苑池都市」平泉-浄土世界の具現化-」掲載の『平泉文化研究年報』第8号を御恵送頂きました。
 前川先生が当ゼミ草創期に大活躍されたことは周知の通り。子育てと研究を両立されて、昨年、奈良女子大学から博士号を授与されました。当ゼミメンバー諸姉にとっては、見習うべき大先輩です。明日の公開講座に御出席下さるとのことです。
 前川先生に、あつく御礼を申し上げます。