パソコンの乱(PCのLANにあらず)

No.6278

 昨日来、拙宅のPC3台が次々と不調。当家宛にメールをお送りいただいても、しばらく拝見できないケースもあることをお断りしておきます。
 PCの故障というのは、相手が「訳のわからないもの」だけに、精神衛生上よろしくありません。何とかしようと、いろいろ操作した結果、さらに心配の種を増やすしてしまうというケースが多々あります。
 最後は鈴木君頼みですが、「そのうち、なんとかなるだろう~♪」の心境です。

 >>No.6275の「人の嘲りをも恥づべからず」は、多くの方が共感して読んで下さったようで、わざわざプリントアウトして下さったという、ありがたいお話もうかがいました。
 身勝手とは思いますが、少しづつでも「何方をも捨てじと心に取り持ちては、一事も成るべからず」という至言を実践にうつしていきたいと考えています。しかし、「人の嘲り」を聞き流すというのは、なかなか辛いことになると思います。 
 
 昨日は久しぶりに野口君が愛知から上洛。「坂」で昼食をご一緒しながら、近況をうかがいました。同志社に出講していたとき、授業が終わると今出川通りに面した喫茶店で野口君をはじめ、3Y諸兄たちと歓談の時を過ごしたことが懐かしく思い出された次第です。

 ☆ 本学史学科の瀧浪貞子先生より、新刊の御編著『源氏物語を読む』(吉川弘文館)を御恵送いただきました。瀧浪先生の「源氏物語とその時代」をはじめ、加納重文先生の「源氏物語の登場」、そして元木泰雄先生の「源氏物語と王権」など、興味深い論考が並びます。元木先生の「源氏物語と王権」は、先般の『台記』研究会でその内容をお聞かせ下さったものです。
 瀧浪先生に、あつく御礼を申し上げます。

 目下、京都は「源氏物語千年紀」で大いに沸いておりますが、〈源氏〉違いながら『源氏と坂東武士』という本もございます。こちらも、未読の方はどうぞよろしく。『源氏物語』の時代の武士のお話もちゃんとカバーしてございますよ(笑)。

お帰りなさいの『吾妻鏡』

No.6279

>野口先生
 パソコンのご様子はいかがでしょうか。次々に不調に陥ってしまうとは、なかなか仲良しな(?)PC三連星ですね。

 教育実習に出ていたメンバーもそろそろ帰ってきてくれるでしょうか。またみなさんでぼちぼち読んでいきましょう。
 なお、『吾妻鏡』の講読会は新規メンバー随時募集中です。参加ご希望の方はどうぞお気軽にお問い合わせください。

 日時:2008年6月17日(火)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』嘉禎三年六月一日、二十日、二十三日、二十五日、七月八日、十日、十一日、十九日、二十五日、二十九日、八月七日、十三日、十五日、十六日、十月十六日、十一月十七日、十二月十二日、
          嘉禎四年(暦仁元年)正月十八日、二十日、二十八日、二月六日、七日、九日、十六日、十七日、二十二日、二十三日、二十六日、二十八日、二十九日、閏二月三日、十三日、十六日、三月七日、十八日、十九日、二十二日、三十日、四月二日、七日、九日、十日、十六日、十八日、二十四日、二十五日、五月四日、五日、十一日、十六日、二十日、六月五日、七日、九日、十日、十九日、二十四日、七月九日、十一日、二十七日、八月十九日、九月九日、十三日、二十四日、二十七日、十月三日、四日、十一日、十二日、十三日、十四日、十二月七日、十六日、十九日、二十三日、二十四日、二十五日、の各条

  (※けっこう先の方まで掲出しましたが、読めるところまで読んでいきましょう。また、掲出した範囲以外に「これは」という条文があれば、その都度お知らせ下さい。)

古代史サマーセミナーで尻池さん御報告

No.6280

 岩田君、PCの御心配ありがとうございます。家族の一台は全く接続不能ですが、私の一台は時々<不気味なメッセージ>が現れるものの、メールの送受信は出来るようになりました。

 さて、今週火曜日(17日)、『吾妻鏡』講読会を間に挟んでの授業の予告です。
 まず、Ⅲ講時目の「基礎演習Ⅰ」の報告は、吉田さんの「ロスト・ジェネレーション」。最近の社会問題の底流が論じられることと思います。
 Ⅴ講時の「総合教育7B」では、中世の王権の問題を通して、「聖」と「賤」についてお話ししたいと考えています。

 
 ◎ 8月27日(水)~29日(金)に開催される「古代史サマーセミナーin広島県宮島」の28日(木)の分科会において、当ゼミ出身の尻池由佳さんが「宇治における摂関家の儀礼」というテーマの報告をなさいます。詳しくは→http://wwwsoc.nii.ac.jp/cgi-bin/jhs/wiki/wiki.cgi?page=2008%C7%AF%A5%B5%A5%DE%A1%BC%A5%BB%A5%DF%A5%CA%A1%BC
 こちらも、魅力的な御報告ばかり。体力さえあれば、是非うかがいたいところです。

 >尻池さん  御健闘を期待しています。
        準備段階での御協力は惜しみませんので、御遠慮なく。