シンポジウム「動物と中世社会」のご案内

中澤克昭
No.6231

野口先生、ゼミの皆様、おひさしぶりです。
過日は、『紫苑』6号を御恵送いただき、ありがとうございました。
いつもながら、貴ゼミの充実ぶりに驚いております。すばらしいですね。

今日は、シンポジウムの宣伝をさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか。
会場は山梨。関西からは少々遠いかもしれませんが、ぜひ皆様お誘い合わせの上、ご参加いただければ幸いです。ごらんのとおり、歴史学・考古学はもちろん、文学・民俗・宗教・美術・生態など、様々な分野の方におすすめしたい内容です。
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第6回 考古学と中世史シンポジウム
「 動物と中世社会 ―捕獲・加工・消費― 」
開催のご案内
日 程:2008年7月5日(土)・6日(日)
会 場:帝京大学山梨文化財研究所
    (山梨県笛吹市石和町四日市場1566 ℡055-263-6441)
主 催:考古学と中世史研究会/共 催:帝京大学山梨文化財研究所
資料代:4,000円(第6回シンポジウム資料集・第5回シンポジウム報告集代)
【開催趣旨】
人類の歴史は、人と人以外の生き物の関係史でもある。中世の人々も様々な動物を食料とし、その皮革や骨を利用していた。さらに使役、贈与、愛玩、崇拝、駆除など、動物との関係は多様で、いずれも中世社会を考える際に見逃すことはできない。(中略)このシンポジウムでは、近年めざましく進展している動物考古学の知見と、文献や絵画から明らかになる実態を総合的に検討し、中世における人と動物の関係、特に捕獲・加工・消費の諸相について考えてみたい。
【プログラム】
7月5日(土)
12:00     受付開始
13:00~13:10 開会あいさつ
13:10~13:30 問題提起
       中澤 克昭 (長野工業高等専門学校)
13:35~14:15 「山野河海における生類と信仰」
       苅米 一志 (就実大学)
14:20~15:00 「大内氏は何を食べたか―食材としての動物利用―」
       北島 大輔 (山口市教育委員会)
15:00~15:15 ― 休 憩 ―
15:15~15:55 「中世装束・武具における動物部位の使用」
       近藤 好和 (神奈川大学)
16:00~16:40 「中世絵画に見る動物の捕獲・加工・消費」
       斉藤 研一 (武蔵大学)
15:40~15:55 ― 休 憩 ―
16:55~17:35 「本州アイヌの狩猟と漁撈」
       関根 達人 (弘前大学)
18:30~    懇 親 会 (ホテル古柏園)
7月6日(日)
9:50~10:00  諸連絡
10:00~10:40 「野生動物をめぐる場および人の関係」
       白水 智 (中央学院大学)
10:45~11:25 「牛馬の飼育と利用」
       盛本 昌広
11:30~12:10 「都市鎌倉における動物―搬入・食料・加工・飼育―」
       河野真知郎(鶴見大学)
12:10~13:10 ― 昼 食 ―
13:10~13:50 「考古学からみた動物の利用」
       松井 章 (奈良文化財研究所)
13:50~14:00 ― 休 憩 ―
14:00~16:00 討 論  
       司会:桜井 英治・飯村 均
16:00     閉会あいさつ
【参加申し込みについて】
参加ご希望の方は、住所・氏名・電話番号・懇親会のご出欠(参加の有無)などを明記の上、下記の帝京大学山梨文化財研究所へ、はがき・Eメール・FAXのいずれかで、6月30日(月)までにお申し込みください。
帝京大学 山梨文化財研究所 (萩原・畑・林)
〒406-0032 山梨県笛吹市石和町四日市場1566
℡ 055-263-6441/FAX 055-261-0462
E-Mail aae29890@pop21.odn.ne.jp
【交通案内】
JR中央線 石和温泉駅下車 タクシー約7分または徒歩25分
車 中央道 一宮御坂ICより甲府バイパス(R20)を甲府方面へ15分
  研究所南側に駐車場を用意してあります。
【宿泊施設について】
宿泊は、各自で下記のホテル等にお申し込みください。
なお、空室状況や料金等は、各ホテルにお問い合わせください。
「スパランド ホテル内藤」 ℡055-262-7001 シングル6,500円~
(研究所から徒歩4分)
「ホテル古柏園」 ℡055-262-5890 1泊2食付16,000円~
(研究所から徒歩20分)
「ルートイン甲府石和」 ℡055-262-1011 シングル6,500円~ 
(研究所から徒歩15分)

ご案内ありがとうございます

No.6232

>中澤克昭先生
 昨年度の公開講座ではお世話になりました。その後いかがお過ごしでしょうか。
 〈第6回 考古学と中世史シンポジウム〉のご案内を頂きまして誠にありがとうございます。動物に注目して人間と自然との関わりを探る魅力的な内容盛りだくさんのシンポジウムですね。とても興味深いです。

 七月の京都は蒸し暑い梅雨の真っ最中だと思いますが、その頃の山梨県の石和は気候も冷涼なのでしょうか。

中澤先生、おひさしぶりです。

No.6233

 中澤先生、昨年度の公開講座の際には貴重な御講演をありがとうございました。
 反響は大きく、未だに、御講演レジュメの残部について問い合わせがございます。

 今回のシンポジウムも話題を呼びそうですね。御盛会を祈念申し上げる次第です。
 池和田先生にも、宜しくお伝え下さいますように、お願い申し上げます。